━━ Education Magazine Vol.9 ━━━━━━━━━━━━ 2007.12.28発行 ━━
Gentie System Service School Division
https://www.gentie.com/school/
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◆DM発送料金を下げるために・・・「DM発送料金考察」
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1年間のDM発送料金を百万円単位で下げることに成功したお客様がいます。目標数の学生が集まらなくなると、広報予算が削られるため、DM発送料金を下げることで広報費を確保していこうと、DM発送料金について考え直し、情報を集めたことによって目的がかなったようです。
従来から料金後納で広告郵便を使ってDMを発送していたため、比較的安く送ることができる方法をそのお客様は選択されていました。しかし、冊子小包（現ゆうメール）に変えたことによって、更に発送料金は安くなり、今では新興メール便を使ってDM発送料金を下げています。
新興メール便とは、クロネコメール便など大手運送会社のものとは違い、ここ何年かのうちに目にすることが多くなった「これは郵便ではありません」と表記のあるメール便サービスを、クロネコメール便などと区別するために、我々が総称としてそう呼んでいる新しいメール便のことです。
DMは制作費だけでなく発送料金も含めてコストとなるため、弊社としても、発送料金を下げていただくことで、できるだけ制作に回るお金を確保していただけるように、DMの発送方法について調べ情報をまとめています。
最初はDM制作行程における情報として発送方法について理解を深めました。料金別納で1本線のマークと2本線だと何が違うのか、そんなことを理解しておかないとDMの制作ができなかったからです。理解することによって、DM発送における郵便の制度と料金についても知ることになりました。
当時郵便局には、様々なサービスを案内する資料はありましたが、項目ごとに紹介があるだけで、詳しい説明がなく、表面的なことばかり、少しでも考えが深まると疑問点が噴出し、その資料では回答を得られないような内容でした。何度も電話して料金割引制度について確認したことがあります。
郵便局の「内国郵便約款」というものを入手し読んでいるうちに分かってきたことがありました。この約款でがんじがらめになっているため、郵便局のサービス案内は、応用の利く表現ができなかったのだと思いました。この約款の表現を逸脱した表記ができなかったため、資料が分かりづらくなっているのだと想像が及びました。
こちらとしては、どういう方法で発送すれば、最も安く送ることができるのかを知りたかったのですが、ネットで検索しても、詳しく解説しているサイトはなく、それであれば自分で資料を作ってしまおうとDM発送料金について、料金を下げる方法という視点でオリジナルの資料を作ったのが5年ほど前となります。
当時は、DM発送で冊子小包（現ゆうメール）やメール便の利用はほとんどなく、郵便の様々な割引制度に限定してDM発送料金を考察した資料でした。その資料をこの度作り直しました。冊子小包（現ゆうメール）やメール便の送料についても、料金を下げる方法という視点で加筆した改訂版が出来上がったことになります。
「DM発送料金考察」というパンレットにしたのですが、ご希望があれば、学校広報担当者様に配布させていただきますので、お問い合せください。年間のDM発送料金を百万円単位で下げることができたお客様がいることもご理解いただけると思います。
このパンフレットの内容をまとめている過程で新たな発見がありました。このメールマガジンのVol.3で、郵便料金80円の定形サイズのDMについて、メール便の台頭によって、120×235mmという小さなサイズ制限の意味がなくなるという趣旨の内容を掲載しています。
しかし、先に触れた新興メール便では、郵便の料金体系と合わせて料金設定をしている会社もあり、A4サイズと定形サイズでメール便でありながら料金設定を変えています。A4サイズだとしてもクロネコメール便などと比べてかなり安いのですが、定形サイズになると更に安くなるメール便があるということになります。
DMの発送は単に送料だけでなく、到着率も重要です。せっかく送ったのに戻ってきてしまうDMが多くては困ります。また、宛名ラベルを貼ったり区分したりする発送までにかかる料金が高ければ、発送料金が下がっても意味がありません。
改訂版の「DM発送料金考察」というパンレットでは、発送会社様の協力のもと、そこまで含めてDM発送料金について考察しています。DM発送料金をできる限り下げていただくことによって、DM制作費に余裕を持たせていただきたい。我々の願いはそれに尽きます。
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このメールマガジンは、株式会社ヂヤンテイシステムサービス・教育事業部が、学校広報活動に外部から携わっている立場から、外部の視点で、学生募集するための広報活動について考え、自社の業務の指針を模索し、前進しようという試みの一環として提供するものです。ご意見、ご批判をお待ちしております。
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