━ Education Magazine Vol.19 ━━━━━━━━━━━━ 2008.5.16発行 ━
Gentie System Service Education Division
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◆DMはカタチが重要。DMのカタチと送付制限との闘い02
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前回のメルマガでは、折のあるDMは郵便局で受け付けてもらえなかったため、圧着加工を利用したところまで書かせていただきました。50円、80円で送るために圧着加工を利用したのではなく、DMを封筒に入れて送りたくないとうのが最大の理由でした。
折って、折って、郵送料50円、80円で送ることができる圧着加工DMもありますが、情報量が多くなったスクールDMでは、どちらかというと、ハダカで送る定形外郵便物として、圧着加工を利用するケースもありました。
ビニール封筒で送れば、中は見えます。開封されなくても、目に触れさすことができるからと、封入する必要があるDMの場合は、紙の封筒よりも、ビニール封筒がよく使われていました。
A3サイズを2つ折したDMは、現在よく見かけます。その当時であれば、2つ折したDMは、封筒に入れるか、折り合わせの部分にシールを貼って開かないよう処理をしたものでないと、郵便局で受け付けてもらえませんでした。他の郵便物がはさまってしまう可能性があるという理由を聞いたことがあります。
圧着加工はこういうケースで、ハダカのDMが開かないように、封をするために利用されたことになります。ビニール封筒であろうと、封入して送るDMよりは、ハダカで送るDMの方が効果がでると考えられていたからです。
あるDM発送代行会社が、郵便局が受け付けてくれないからと、折のあるDMをお客様である学校に無断で、ビニール封筒に入れて送っていました。その学校様は、取引しているそのDM発送代行会社から事情を聞いて、郵便で送っていたDMをそれ以降は、全面的にメール便に切り替えてしまいました。
メール便は、折のあるDMでも、そのままハダカで送ってもらうことができたからです。送料よりも何よりも、その学校様は、折のあるDMをハダカで送りたいがためにDMの発送をメール便に切り替えたことになります。
メール便であれば、折のあるDMでもハダカで送ることができることが分かり、折らなくも良いA4やB4のDMまで折るケースが増えてきました。毎回同じサイズで同じカタチのDMだと飽きられてしまうため、いろいろと工夫することになります。
A3を2つ折りしてA4。B4を2つ折りしてB5。A4を2つ折りしてA5。折った後に、紙面をタテに使えば、左開きにするか、右開きにするか。折った後に、紙面をヨコに使えば、上開きにするか下開きにするか、これだけでもいくつものバリエーションがでます。
そして、折加工DMのここ数年の流行は、ずらして折るDMです。真っ二つに折るのではなく、折った後に、少しはみださせて出るスペースを意図的に残しながら、折るDMが増えてきました。3つ折で最後にずらす場合もあります。
はみださせたスペースを招待券にしたり、プレゼント引換券にしたりするのが、ずらすスペースを作る当初の目的でした。それが、DMとして目立つ折り加工という認識がでてきて、故意にずらすDMを作ることが増えてきました。
上記の折りのバリエーションに、ずらし折を入れると更に、バリエーションが増えます。スクールDMとして相応しい範囲で、当事業部では、そんな折加工の工夫でできるDMのカタチの資料とサンプルを用意しています。
とにかく目立たせるために利用する、様々なカタチにする型抜きDMも、2つ折や3つ折のものまで作らせていただきました。型抜きのDMと長方形に折った2つのDMを帯封だけで送るDMも目にしたことがあります。
それもこれも、透明であろうと、ビニール封筒に入れて送らないための工夫です。封入点数が多いか、ある程度のページ数がある冊子が送付物であれば、封入されたものは開封してもらえますが、ぺらぺらの1・2点の印刷物が入った封筒DMは嫌われます。
できるだけ、普段のDMはハダカで送りたいところですが、かつて郵便がそうであったように、メール便でも、折りのあるDMはそのままでは、送ることができなくなるような動きがでてきているようです。
メール便がDMで利用されるようになって、A4を基準にしたDMに偏る傾向がある中、様々な工夫をしたDMのカタチも目にする機会が増えました。今後とも送付制限の中、知恵を絞った斬新なDMを作っていきたいと考えています。
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