2019.6.30 ヂヤンテイ君

動画をメインにした企業オウンドメディアの参考例

出典:https://www.cainz.co.jp/cainz_diystyle/

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

先週、
このブログで集中的に取り上げたように、

 

YouTubeチャンネルを企業の
オウンドメディアとして活用する動きは、
これから活発になっていくものと思います。

 

そうすると、ブログ記事を中心にした
現在の企業のオウンドメディアは
どうなっていくのか。

 

本日は、この点について、
考察したいと思います。

 

たとえば、
このGentie(ヂヤンテイ)ブログ。

 

コーポーレートサイトのトップページから
ブログ記事のインデックスを並べています。

 

極端な発想をしてしまえば、
このインデックスをYouTubeに投稿した
動画のサムネイルにしてしまう方法が
あります。

 

少し違うのですが、TOYO TIREでは
すでに「TOYO TIRES MOVIES」として、
動画をメインにしたオウンドメディアを
運営しています。

 

少し違うというのは、
YouTube動画ではないということ。

 

TOYO TIREも以前は、
YouTubeチャンネルでここにあるような
動画をアップしていたのですが、

 

オウンドメディアの回遊性や、動画投稿
および管理の効率を重視し、
ある動画管理のプラットフォームを
活用しているそうです。

 

それにしても、動画をメインにした
企業オウンドメディアサイトの一例
になると思います。

 

もう1つ、百歩先を行っているような
動画メディアの企業運営例が、
エナジードリンクでおなじみのレッドブル。

 

Red bull TV」のコンテンツ以下。

 

アクションスポーツやモータースポーツ、ミュージックやダンスカルチャー、ゲーム関連動画などなど

 

視聴を楽しむコンテツが充実しており、
この夏、音楽フェスの配信も予定され、
専用アプリまであります。

 

しかも、登録や支払い不要、
全動画が無料で24時間365日見放題!

 

大掛かりなブランディング活動だと
思います。

 

本格的な動画の視聴を望むユーザーが、
この手のメディアにYouTubeから
流れてくることも想像できます。

 

先週まで、YouTubeチャンネルを企業の
オウンドメディアとして活用する
現実的な話をしてきたのですが、

 

「Red bull TV」のようなものは、
大手企業でないと取り組むことは
不可能かと思います。

 

そのため、もう少し現時的な例を
見ていきたいと思います。

 

ホームセンターのカインズは、
カインズで販売されている道具や材料を
使ったDIY動画を集めた

 

CAINZ DIY STYLE」という
オウンドメディアを運営しています。

 

 

 

このオウンドメディアは、
とても参考になります。

 

このサイトのヘッダー画像をスクロール
すると以下になります。

 

 

 

ブログ記事によるオウンドメディアで、
記事のインデックスを並べているのと
同じレイアウトになっています。

 

違う点は、インデックスをクリックした
記事ページの最初に動画がある
ということ。

 

グリーンが置ける木製ボックスローテーブル DIY

 

このようなタイトルに下にすぐ、
DIY動画が用意されています。

 

動画は同じページの中で視聴できます。

 

動画の尺は、
すべての動画を見た訳ではありませんが、
1分以内。

 

1分以内で、テーブルが完成する
とてもおしゃれな動画になっています。

 

声による説明はなく、
動画にはBGMだけです。

 

動画の下をスクロールすると、
写真とテキストで、テーブルの作り方が
説明されています。

 

最後に、
こんなアイテムを使って作りました。
と、材料が紹介され、

 

そのままオンラインショッピングができる
という流れです。

 

動画でイメージを訴求し、テキストと
画像で現実で少しリアルな体験を
してもらい、購入に導くという流れ。

 

購入者はDIYと、自ら作った家具を使った
ライフスタイルに興味があるのですから、

 

興味に訴えるコンテンツができている
ということになります。

 

従来のオウンドメディアであれば、
テキストと画像だけです。

 

動画を中心に据えたことで、
訴求力が大きく向上しています。

 

動画はYouTube動画なので、
YouTubeチャンネルから視聴される
可能性もあります。

 

YouTubeチャンネルを企業の
オウンドメディアにするという意味では、
動画の種類は違いますが、

 

ノウハウ動画が有効なケースでは、
「CAINZ DIY STYLE」の例は、
とても参考になると思います。

 

YouTuber動画のようなものを作ろうと
すると、敷居が高くなりますが、

 

この手の動画であれば、
始めることができると思います。

 

さて、現在よく見かける
ブログ記事を中心にした企業の
オウンドメディアはどうなっていくのか。

 

ここまでの参考例を元にまとめます。

 

1.動画投稿を並べるものになる

 

2.動画メディアサイトとして生まれ変わる

 

3.現状の体裁で、記事に動画が入る

 

4.現状のまま、動画オウンドメディアと棲み分けをする

 

テキストと画像を中心にした
オウンドメディアが急激になくなる
とは思いませんが、

 

動画を活用したオウンドメディアに
シフトしていくとことは、
間違いありません。

 

自社の条件に合った方法を
今から探っていきましょう。

 

オウンドメディア✖️動画について、
またレポートさせていただきます。