2019.6.12 ヂヤンテイ君

中小企業の求人広告は、「掲載」から「運用」へシフトします!

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

人手不足の今、
中小企業の採用活動は、
考え方を変えないといけない。

 

最近、強く、こう考えています。

 

リクナビ、マイナビ等の
一般的な求人サービスに限界を感じた
ことから、

 

これから、生産年齢人口(15〜64歳)が
ますます減少していく中で、

 

中小企業の採用活動はどうすれば
良いのだろうかと考えました。

 

そして今の結論からすると、
求人広告を掲載して募集するという
考えをあらため、

 

求人広告は、能動的に運用する
マーケティング活動として
捉えるということ。

 

本日は、これについて深堀り
してみたいと思います。

 

これまでに、採用に関する内容に
触れた記事は以下です。

 

完全無料求人サイトの紹介記事を集めてみました!

 

採用活動は、お金をかければ良い
という訳ではないので、

 

無料の求人サイトをまず
調べてみました。

 

無料の求人サイトなんて見ないと、
社内で言われてしまいましたが、

 

コンテンツも掲載期間も、
こちらの裁量で掲載できることから、

 

やり方次第では、使えるのではないかと
感じました。

 

求人にもマーケティングの視点が必要、Indeedの概要を調べてみました

 

無料の求人サイトを調べた中で、
気になったのが、Indeedだったので、
Indeedについて調べてみました。

 

「求人サイトの検索エンジン」という
考え方が新鮮で、興味を持ったため、

 

早速、Indeedに求人を掲載してみた
ところ、すぐに応募があって驚きました。

 

タイミングをみて、有料掲載にする
つもりでいるのですが、

 

有料にする前に応募がありました。

 

有料にしないと、応募は無理だろうと
考えていたので、驚きでした。

 

これで目覚めてしまいました。
求人は、これからはこっちだろうと。

 

採用はマッチングが最も重要だと
考えています。

 

採用できても、すぐに辞めてしまう
人ばかり採用していたら意味が
ありません。

 

そういう意味では、採用オウンドメディア
の活用が最大の武器となるなと思い、
この記事を投稿しました。

 

採用だけではない「採用オウンドメディア」の可能性について

 

Google しごと検索」というサービスが
今年、日本でもスタートしたのを
ご存知でしょうか?

 

求人サイトを訪問しなくても、
Google検索で「渋谷 アルバイト」等と
検索すると、

 

検索結果の1ページ目に、
こんな枠がついた求人情報の
カコミがでてきます。

 

 

 

 

Googleが求人案件を集めてくれるので、
求人サイトを訪問しなくても
良い状況ができています。

 

「Google しごと検索」は
Indeedと全く同じで、
求人サイトの検索エンジンです。

 

求人サイトの情報から、
企業の採用ページまで、
あらゆる求人情報が集まっているので、

 

1つ1つの求人サイトを訪問して
探さなくても良いということ。

 

Indeedもそうですが、
これから求人を探す時に、
求人検索エンジンが利用されて
いくことが予想できます。

 

調べてみると、イギリス発の
careerJETというものもありました。

 

日本のものだと、カカクコムが
2015年にリリースした
求人ボックスがあります。

 

中小企業の採用活動は、
「求人サイトの検索エンジン」の
活用になっていくと思います。

 

求人情報を探すユーザーからすると
まだまだなのかもしれませんが、

 

「Google しごと検索」になってしまうと、
「求人サイトの検索エンジン」を利用している
という感覚もなく、利用するのではないかと
思います。

 

中小企業からすれば、これからますます、
人手不足で採用活動に労力を強いられます。

 

長期にわたって採用活動をすることも
増えてきます。

 

その時、採用コストはできるだけ
抑えたいと考えるでしょう。

 

であれば、「求人サイトの検索エンジン」の
活用です。

 

「求人サイトの検索エンジン」には、
求人サイトの情報が集まるので、

 

無料の求人サイトに掲載した情報も、
リクナビ、マイナビ等の一般の有料
求人サイトに掲載した情報も同じ扱いです。

 

そうであれば、無料の求人サイトに掲載
すれば良いのです。

 

無料の求人サイトなんて見ないと、
社内で言われてしまいましたが、

 

確かに、たとえば「ジモティー」で
仕事を探す人は少ないかもしれません。

 

「ジモティー」は無料で求人広告を
掲載できるのですが、

 

「求人サイトの検索エンジン」にも
掲載されます。

 

「ジモティー」からだけではなく、
Indeedや、「Google しごと検索」、
careerJET経由でも、応募がくる
可能性があるということです。

 

リクルートもエン・ジャパンも
ビズリーチも、無料求人サイトを
運営しているのは、こうした時代の
流れがあってのことだと思います。

 

本日、弊社も、
「ジモティー」と「げんきワーク」に
求人情報を掲載をしてみました。

 

「ジモティー」は、閲覧数が分かるのですが、
短時間に数字が伸びました。

 

これからの中小企業の採用活動は、
「求人サイトの検索エンジン」と
無料求人サイトを上手に活用することと、

 

コーポレートサイトの採用ページを
充実させることを優先した方が良いです。

 

コーポレートサイトの採用ページも
本来、「求人サイトの検索エンジン」に
掲載されるですが、

 

「求人サイトの検索エンジン」が求める
条件に合わせなければいけません。

 

「求人サイトの検索エンジン」に連動する
採用ページを作ることになりますが、

 

自ずと、応募につながる
採用ページが出来上がると思います。

 

必要に応じて、
「求人サイトの検索エンジン」も、
無料求人サイトも、有料サービス
利用し採用力を高める。

 

自社のオウンドメディアとSNSも活用し、
同時に採用キャンペーンを行う。

 

能動的な活動、使えるものの運用を
しながら、採用活動を行う、
こういう時代になっていくと思います。

 

昨日の記事ですが、
Dual AISAS(デュアル・アイサス)
を意識すると良いかもしれません。

 

マーケティングの歴史を辿ってみました【28】Dual AISAS(デュアル・アイサス)

 

人手不足ということは、
売り手市場であり、

 

一般の求人サイトは、就業中なのに、
念のためアカウントを持ち、

 

いい情報があればと眺めている人が
多いことがよく分かりました。

 

2週間以内にアクセスした人に絞り、
スカウトメールを送っても
開封してもらえないような状況。

 

待機児童ならぬ、待機求職者の
ためのサービスになってしまって
いると思いました。

 

それであれば、積極的に職を探す人に
情報が届くような体制を
自ら作る必要があると思います。

 

求人情報サイトが作る求人情報ではなく、
自社からのメッセージを届ける。

 

Wantedlyではありませんが、
共感でつながるマッチングが
本来の採用活動でしょう。

 

たくさんの情報を比較検討して
カタログから商品を選ぶように
企業を選ぶのではなく、

 

たまたま見つけた、求人情報、
働く場所もいいし、書いてあることに
共感できるから、応募してみようか。

 

そんなきっかけを作るための
採用活動を、中小企業は、

 

新しい求人メディアを
使ってやろうということです。

 

自分のやりたいことをやってきたので、
就職戦線とは別の場所にいた、

 

新卒で就職したが、マッチングが
うまくいかず、アルバイトをしている、

 

そんな人がジモティーにくすぶって
いるのではないか、
そう想像してしまいました。

 

そんな方は、弊社の求人を探して、
応募してください。

 

こんなメッセージのキャッチボールで、
働く仲間が増えると良いなと思います。

 

いろいろとやってみて、
ノウハウができたら、
サービスにして提供したいと思います。

 

中小企業にとって、採用活動が
今後の生命線になってくることは
必至なので、

 

そこを支援したいと思っています。

 

頑張りましょうね!