印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
本日は、平成最後の天皇誕生日。
天皇陛下の記者会見の様子を
テレビで見ました。
災害の多かった今年1年を
振り返った後に、
来年の譲位の日が近づくにあたり、
戦後の道のりを語られるなか、
沖縄の話になり、
「沖縄の人が絶え続けた犠牲に」
その後、先の大戦の話になり、
「このような多くの犠牲と国民のたゆまぬ努力」
というくだり、
「犠牲」という言葉を前に
声を震わせておられたのが
とても印象に残りました。
天皇陛下が、
これだけ、声を震わせて
話をされる姿を初めて見ました。
疎開されていた天皇陛下が、
終戦後、東京に戻る時に、列車から見た、
東京の焼け野原の惨状に心を痛め、
それが原点であると以前、
仰っておられました。
「犠牲」という言葉を語られる時に、
その焼け野原の風景を
思い出してしまうのではないかと
想像してしまいました。
天皇陛下が、声を震わせ
伝えたかったことを、
我々は何らかのかたちで、
後世に伝えていかなければならない
そう感じました。
天皇陛下は、一貫として、
平和のありがたさを訴えるとともに、
戦争のみならず、災害などの犠牲に
対しても心を配られ、行動されてきた
のだと思います。
最後の皇后様へのいたわりの
お言葉も感動的でした。
以下の記事の中に、皇后・美智子さまとの
過去から現在までの写真が何点かあるので、
リンクをさせていただきます。
BuzzFeed News :天皇陛下は、皇后さまへの感謝の言葉で声を震わせた(2018.12.23)
葉山御用邸で散策される
お二人の写真が毎年、「日本の夫婦の鏡」
というタイトルをつけたいほど心を揺らします。
最後に、
「天皇としての旅を終えようとしている今」
と表現されていましたが、
長い間、国民のために
象徴としての大役をつとめられてきたことに、
感謝しかありません。
さて、本日ですが、
休日ということもあり、
このところずっと、振り返っている
日本のインターネット広告の歴史の
番外編です。
4年前、2014年の8月20日
「ヤフーの日」。
Yahoo!が特別企画として、
インターネット広告の歴史と未来を
インフォグラフィックで
公開しています。
『そこに山があるから』編
ということなので、
もしかしたら、他のバージョンも
あったのかもしれないのですが、
ここまで
インターネット広告の歴史を
振り返ってきたましたので、
この当時のYahoo!がどんな
伝え方をしているのかが分かり、
インフォグラフィックでとても
見やすく、分かりやすく、
歴史を振り返ることができるため、
紹介させていただきます。
特別サイトはこれです。
紹介記事がこちらです。
Web担当者Forum:ヤフー、ネット広告の歴史を振り返るインフォグラフィック「そこに山があるから」編公開(2014.8.20)
企画の説明としてこうあります。
海外の歴史も含めているため、
1994年が、
インターネット広告が始まった年に
なっており、
2014年の企画なので、
インターネット広告が始まって
20年目の特別企画だったようです。
特別サイトの中はこうなっています。
下から、アドバルーンで、
山を登っていくようにできています。
動画もあったようなのですが、
見ることができませんでした。
こんなことも記載されていて、
とても面白い
インターネット広告の歴史紹介に
なっています。
このブログの
「インターネット広告の歴史を辿ってみました」
シリーズの中で、取り上げていない
情報もありました。
2000.7 1日あたり1億ページビューを突破
2000年になると、
1日あたり1億ページビュー
を超えていた。
今はどれくらいあるのでしょうか。
2004 インターネット広告費、ラジオを抜く
2006 インターネット広告費、雑誌を抜く
2009 インターネット広告費、新聞を抜く
2009年には、
新聞広告費を抜いていたのですね。
2011.7 1日あたり23億ページビューを突破
2000年7月に1億ページビューを突破し、
11年後には23倍になっている。
WEBページが膨大になってきた
とこの時代のことを書いてきましたが、
こうして数字が分かると
説得力があります。
当時の記事にも、
インターネット広告にネガティブな印象を持つ側面がある
と書いてあり、
「楽しまれる未来のインターネット広告」
という目標を目指して
登山にたとえて表現している
ようなのですが、
2018年も終わろうとしている今、
頂上はまだまだ先のように思います。
違う表現の
インターネット広告の歴史の資料を
参照できて、勉強になりました。
インターネット広告は、
従来の広告とは、全く違うものだと、
ここまで、インターネット広告の
歴史を振り返ってみて感じています。
この特別企画ページのように、
頂上を意識しながら、
また、インターネット広告の歴史の
続きを辿っていきたいと思います。