2018.12.1 ヂヤンテイ君

インスタグラマーのインタビュー記事を読みました!

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

インスタグラマーのこと
というより、

 

インスタグラマーの写真って
どんなものなのか、

 

UGCマーケティングに取り組むに
あたり、知っておくべきだなと考え、
調べているうちに、

 

とても興味深い記事を見つけました。

 

本日は、その記事を紹介しながら、
インスタグラマーの活動の実態に
迫ってみたいと思います。

 

kindai Picks:インスタグラマーの”実態”と”秘訣”!フォロワー3.8万人の女子大生に聞いてみた(2018.02.20)

 

 

記事の内容に触れる前に、
まずこのメディアですが、

 

「kindai Picks」といい、
近畿大学のオウンドメディアです。

 

編集部オリジナル記事の他、
外部メディアにおける近畿大学
紹介記事や、

 

就活に関する外部メディアの
記事まで取り込み、

 

とてもユニークな編集が
されていて、興味を持ちました。

 

これから近畿大学を目指す方にも、
在学生、OBにも役立つメディア
となっているのではないかと
思いました。

 

大学のオウンドメディアで
これだけ興味深いものは
初めてみました。

 

オウンドメディアの学習のためにも、
この「kindai Picks」をあらためて
このブログでも取り上げるかも
しれません。

 

さて、本題の記事に戻りますが、
近畿大学に通う女子大生
インスタグラマーが紹介されています。

 

まず、数万人単位のフォロワーがいると、
カリスマインスタグラマー」と
呼ばれるようです。

 

紹介されている松本優さんは
この記事の時点で、二十歳の女子大生、

 

現在のフォロワー数をみたところ、
なんと、66,700人。

 

高校1年の時から、Instagramをやって
いるので、5.6年もやっている。

 

●Instagramは常にチェック
●最近はストーリーを見ることが多い
●ストーリーは気軽に投稿するが、投稿一覧に残るものはちゃんと厳選。
●アレクシス・レンというカリスマモデルのアカウントをチェックしている。
●Outfit of The Day(今日の服装の意味)を略した#ootdが流行っていてチェックしている。
●「〜と繋がりたい」とか、「〜のある生活」などのハッシュタグはダサいというか、スタンスが違う。
●高級ブランドの写真をアップするのはダサい。
●インスタ映えスポット探して写真を撮ることもある。
●しかし、他の人とだぶる投稿はしたくない。出来れば先取りしたい。
●投稿するタイミングは、夜8時〜10時が狙い目

 

インタビュー記事なので、
インスタグラマーの心理も
分かり発見の連続でした。

 

そして、
肝心の写真の扱いについてです。

 

●インスタのフィルターではなく、『VSCO』っていうアプリを使っている。
●写真全体に統一感が出るように気をつけているので、同じフィルターを使うようにしている。
●写ルンです風の写真が撮れる『Huji cam』ってアプリも人気。

 

富士フイルムがアプリを
提供していたことを知りました。

 

●自分の投稿一覧を見た時の写真の並びもこだわっている。自撮りと自撮りの間にわざと空の写真をはさんだり。
●投稿の並びをチェックするために、鍵付きのサブアカウントにわざわざ一回投稿する人もいるくらい。

 

これだけ神経遣うことができるから、
カリスマインスタグラマーに
なれるのでしょう。

 

ここから、写真の撮り方です。

 

●物を撮るときは背景選びが大事。

 

背景を気にしないのが、
UGCっぽいのかと考えていましたが、

 

背景を重要視していることが
分かりました。

 

●小指を下に添えて撮るとスマホが安定してぶれない。

 

これも気になっていたのですが、
スマホの撮影だと
手ブレが問題になるだろうな
と思っていました。

 

しっかり対策している
ということですね。

 

調べると、スマホの手ブレ補正機能や、
スマホ用手ブレ防止グッズがたくさん
あるようです。

 

●人物写真を撮るときは、小物を使って演出。
●全身の写真は、下から撮る。
●日中の自然光が一番綺麗に撮れる。
●少し暗くなってきら、友だちと協力してライトを当てる。

 

 

当然ながら光を意識している
ようですが、ライトまで当てる
というのが驚きでした。

 

●写真を送る時は、Airdropで共有。LINEとかメッセージアプリを通すと画質が落ちる。

 

画質の劣化までしっかり
気にしているのがすごい。

 

彼女のアカウントには、
所属事務所が紹介されています。

 

事務所を調べてみると、
インフルエンサーが所属する
事務所のようで、

 

彼女は、仕事として、
インスタグラマーをやっている
ようでした。

 

インスタで商品をPRする
仕事もしているようですが、

 

●本当に良いと思うものしか宣伝しません。
●見境い無くやってしまうと、自分のブランドに傷がつく。

 

これがインスタグラマーたる所以ですね。

 

以前、このブログで紹介した
菅本 裕子(ゆうこす)さんの記事にも、

 

インスタグラムは、
「知名度」よりも「信頼度」とありました。

 

何のために、
そこまでインスタやっているの?
という質問に対し、

 

●「自己表現のツール」になるからじゃないかと思っています。好きなことが気軽に発信できたり、そのつながりで友達が増えたり、学校にただ毎日通っているだけでは得られないものがたくさんあるからかなぁ、と。

 

 

もう1人、一緒に
インタビューを受けていた方は、

 

●本当にインスタって個性が出るんですよね。タグを使って同じ趣味の人たちに投稿を見てもらうことができたりもして、もはや「生きがい」になっているかもしれません(笑)

 

ソーシャルメディアの
良いところは、突出した人ほど、
恩恵を受けるのでしょう。

 

文章表現が好きな人は、
ブロガーに。

 

動画が大好きで、
動画で表現したい人は、
ユーチューバーに。

 

そして写真が好きで、
写真で伝えたい人が
インスタグラマーに。

 

いずれも突出した人は、
仕事になっていますね。

 

インスタグラマーの行動や
心理がおもしろく、
話がそれてしまいましたが、

 

写真に関して、我々がUGC想定の
制作物を創る上で、

 

インスタグラマーの考え方が
少し分かり参考になりました。

 

それとともに、少なくとも、
印刷物を制作するのであれば、
しっかりプロカメラマンに撮影して
もらい、

 

デザインで、UGCが伝わるものに
する方が良いと思うようになりました。

 

あえてスマホで撮影し、
フィルター処理をしたものが
良いのではないかと考えて
いたのですが。

 

それはやはり無理かなと。

 

インスタグラマーのアカウントを
初めて見てみましたが、

 

インスタなり、ネットの中で
有効な表現であり、

 

そのままSNSなどの広告で
UGCを活用するのならともかく、

 

印刷物のメインビジュアル
としてUGCを表現する場合は、

 

UGCを連想してもらう演出の
方が訴求力があると
今のところは思います。

 

しかし、インスタグラマーが代わりに
写真撮影するサービスがある
時代です。

 

インスタグラマーの写真を
使った印刷物にチャレンジできるのなら、
やってみたい気もします。

 

インスタグラマーのことを
調べたばかりですが、
とてもおもしろいなと思いました。

 

自己表現が仕事になり、
生きがいになっているのですから、
とてもいい時代になりましたね。