2019.8.19 mr. unknown

気になるCDやレコード、フライヤーなどのアートワーク(デザイン)と印刷・加工について vol. 4

MARTIN SORRONDEGUY 氏

 

 

こんにちは、制作部の某Aです。

 

第4回目はMARTIN SORRONDEGUY氏の写真集、【PORQUERIA】と【GET SHOT -A Visual Diary 1985-2012-】の2冊について書きます。

 

 

MARTIN SORRONDEGUYとは

 

 

そもそもMARTIN SORRONDEGUY氏とは誰なのかという話ですが、英語が堪能な方はwikipediaを参照してください。

 

 

私なりに簡単に説明させていただきますと、アメリカで活動するハードコアバンド、Los CrudosやLimp Wrist、N.N.、NeedlesなどでVo.をつとめ、自主制作レーベルLengua Armada Recordsを主催し、アメリカやメキシコで活動する現行の最高にカッコいいハードコアパンクバンドのレコードを次々とリリースし続ける、90年代から現在に至るまで、アメリカのアンダーグランドミュージックシーンの最重要人物なのであります。

 

BOOM BOOM KID

 

 

Los CrudosとLimp Wrist

 

 

それではここでLos Crudos、そしてLimp Wristの楽曲を是非お聴きください。

 

 

Los Crudos – Asesinos

 

 

Limp Wrist – I Love Hardcore Boys / I Love Boys Hardcore

いつ聴いても最高です。

 

 

【PORQUERIA】と【GET SHOT -A Visual Diary 1985-2012-】

 

 

 

 

そんなMARTIN SORRONDEGUY氏の写真集【PORQUERIA】と【GET SHOT -A Visual Diary 1985-2012-】ですが、2冊とも氏が80年代から最近まで撮り溜めた、たくさんのバンドのライブ写真や、オフショット、オーディエンスの写真などなどといった内容になっています。

 

写真に関してうんちくを垂れられる程の知識は全くありませんが、2冊ともすべてモノクロの写真で、バンドのライブの写真などは非常に躍動感があり、決定的瞬間を切り取った素晴らしい写真の数々です。自らが演者だからこそ、切り取れる瞬間があるのかもしれませんね。

 

 

SLANT 6

 

 

 

初の写真集となる【PORQUERIA】は2010年に、東京・高円寺のRecord shop BASEというお店が製作しました。発売に合わせフォト・エキシビジョンも開催され、MARTIN SORRONDEGUY氏御本人も来日し、中野にあるLive & Pub MOON STEPの2階Bar Spaceは、多数の写真が展示され、即売会も大盛況だったと記憶しています。

 

 

 

 

 

 

写真集自体は大変お手頃な価格ですが、内容は非常に濃く素晴らしい写真の数々です。現在でも入手可能となっていますのでパンクやハードコアに興味が有る方には是非とも入手して頂きたい1冊です。

 

 

 

 

そして2冊め【GET SHOT -A Visual Diary 1985-2012-】は、2012年にアメリカのインディーレーベルのMake A Mess Recordsより発売されました。ハードカバー仕様の装丁、書籍として圧倒的な存在感があり、【PORQUERIA】を上回る250点以上の写真が掲載されており見応え十分です。こちらはもしかすると現在は入手困難な状態になってしまっているかもしれませんが、パンクやハードコアを愛する方には是非とも入手して頂きたい1冊です。

 

ちなみに【GET SHOT】には、FRAMTID, Nightmare, LiFE, ISTERISMO, CONTRAST ATTITUDE, KRIEGSHOG, ENCROACHEDなどなど多数の日本のバンドが掲載されています。

【GET SHOT】リリースパーティの様子をアップしているサイトがありますので、ご覧になってみてください。

 

 

最後に

 

 

MARTIN SORRONDEGUY氏はInstagramにて撮影した写真を頻繁にアップしています。気になった方は是非ご覧になってみてください。

 

CB RADIO GORGEOUS

 

このblog内で使用した画像は以下のサイトから引用させて頂きました。