印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
この土日、都内はやや寒かったですね。
それでも、桜が見ごろを
迎える時期なので、
花見に出かけた方も多いでしょう。
桜は日本人の美意識の形成に、
大きな影響を与えてきたことは
間違いありませんね。
花見は日本古来の風習だそうです。
いにしえに思いをはせると、
貴族が歌を詠み、宴を開いている
様子が目に浮かびますが、
農民の間でも、豊作祈願の行事として
行われていたようです。
「サクラ」の「サ」は田の神様のことを
表しているという説があり、
「クラ」は神様の座る場所の意味のようで、
桜が咲くことは、田の神様が山から
里に降りてきたことを示し、
桜のもとで田の神様を迎え、
豊作を願い、料理や酒でもてなした。
料理や酒を人も一緒にいただいことが、
本来の花見の意味だったようです。
神事としてサナエ(早苗)を植えるのは
サオトメ(五月女)で、
田の神様の「サ」がつくのは
そのためのようです。
と、花見の意味について、調べて
みのたですが、
個人的には花見ってやったことが
ありません。
神様に祈願しないまでも、
春の訪れを寿ぐのが、花見の風習です。
寿(ことほ)ぐとは、お祝いをのべる
ことなので、桜の下で人々が集まり、
宴会して初めて花見になります。
そういう意味では、花見の経験って、
これまでに無いのです。
この会社に入って、年度末の3月から
4月にかけて、やたらと仕事が集中
していることが大きな要因です。
「花見どころではない」と
よく愚痴をこぼしていました。
だからと言って、桜を見ていないかというと、
そうでもなく、仕事の中でも
外出があるので、桜のチラ見の機会はありました。
意外にも、そんなチラ見の桜でも、
とても良い思い出になっていて、
個人的なチラ見桜の思い出と、
チラ見桜のおすすめスポットを
紹介させていただきます。
わざわざ、桜を見に行くということを
したことがないため、都内で行動している
範囲の中の話となります。
池袋にお客様がいたため、
春日通りをよく使っていました。
その途中の文京区小石川あたりに、
播磨坂というのがり、
さくら並木になっています。
播磨坂を車で通過するだけなのですが、
坂道というのが、いいのです。
坂道に花吹雪の舞っている様子は
とても風情があります。
播磨坂さくら並木は有名で、
ライブカメラもありますので、
是非ご覧になってください。
千代田区一番町にもお客様がいて、
代官町通りの桜並木をよく見ました。
この辺だと、千鳥ヶ淵の桜が
有名なのですが、千鳥ヶ淵の桜を
見に行った時に立ち寄ってみては
いかがでしょうか?
千鳥ヶ淵よりも人は少ないと思います。
新目白通りを車で走る機会も
よくあったので、
これも有名ですが、都電荒川線の
早稲田駅近くの神田川の桜。
車だとほんの一瞬くらいしか
見ることができなかったと思いますが、
一度しっかりと見てみたいなと
思わせるものがありました。
目黒川の桜も、車で通過しながら
しか見たことがありませんが、
橋を渡る時に、心が揺れます。
もしかしたら、これから、
再開発エリアとなり、
立ち入り禁止になるかもしれない
渋谷桜丘のさくら通り。
学校関係、その他で、たまに行くことが
あったのですが、
インフォスタワーで撮影の仕事があった時に、
ちょうど桜が咲いていました。
若い時から桜丘は、よく行っていたのですが、
桜丘で、桜を見たのが初めだったため、
当時持っていた携帯で撮影した
写真がこれです。
2012年の4月となります。
桜の名所として紹介されることは
ほとんどないので穴場かもしれません。
再開発しても、桜は残してほしいですね。
江東区にある清澄庭園の南側に
運河あるのですが、
川添いに桜が並び、ここも見事な桜です。
この辺に、印刷工場や製本工場が多く、
2年連続、桜の時期に、印刷の立ち合いの
仕事があってここの桜を発見しました。
かなり続く桜並木なのですが、
あまり知られていないため、
ここも穴場ではないかと思います。
下町ということであれば、
葛飾区の区役所の横にある
立石さくら通りもおすすめです。
距離は短いながらも、
桜のアーチが綺麗なので、
歩いていて、気持ちが良いのです。
こちらは、2011年撮影です。
東日本大震災のすぐ後、
咲き誇る桜に感謝しつつ撮影しました。
若い時に住んでいたのが、
自由ヶ丘からほど近いところ
だったのですが、
今でも用があり、定期的に行っています。
本日は、大岡山に用があったので、
行ってきました。
大岡山といえば、東京工業大学です。
キャンパス内は、一般の方も入ることが
できます。
ここも実は隠れた桜の名所なのです。
本日の午前、寒くて天気も悪かった
のですが、写真を撮ってみました。
まだ満開ではなかったです。
住人の方しかいないため、
人も少なく、ゆっくり桜を楽しむ
ことができるのが良いところです。
せっかくなので、そのまま足を伸ばして
洗足池まで行ってきました。
ここも、さほど有名ではありませんが、
地元ではお花見スポットとして
にぎわいます。
知らぬ間に勝海舟記念館なるものも
できていて、本日初めて洗足池を
一周してみたのですが、
まあまあ楽しめる場所であるなと
感じました。
花冷えと言いますが、
桜は、春の陽気のなか楽しむだけではなく
寒さがもどった時に見る桜も
風情があって良いなあと思います。
また、わざわざ見に行くのではなく、
通りすがりに桜が目に入り、
足が止まる。
こういうシチュエーションが一番
良いのではないかと思いました。
本日、撮影した写真の中で
一番気に入っているのは、
この写真です。
渋谷の桜丘の桜も、仕事で向かったので、
桜を見ることを予想していませんでした。
だからこそ、心が躍るというものです。
忙しいビジネスマンも「チラ見桜」で
癒されましょう。
本日は、とりとめなのない、
「チラ見桜」情報で、儚い記事となりました。
それぞれの桜の思い出に乾杯!