2019.1.10 ヂヤンテイ君

行く?行かない?新年の挨拶回りの状況が変化しているようです。

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

今週から新年の仕事が始まり、
紙袋を持ったスーツ姿の
ビジネスマンをよく見かけます。

 

週のはじめから、やたらと寒い日が
続いていますが、

 

挨拶回りの姿を見るにつけ、
新年になったのだなと感じましたので、

 

今週は挨拶回りの習慣について調べ、
一昨日から記事にしています。

 

以前は、年末にカレンダー持参で
挨拶に行き、

 

年始になったら、年賀タオルを持って
挨拶に行ってました。

 

年末も年始も行くため、同じお客様の
もとに1~2週間で顔をだすことになります。

 

遠方以外の自分が担当している
お客様のところはできるだけ訪問
していたのですが、

 

年末年始、両方訪問するのは、
だんだん、限られたお客様だけに
なってきました。

 

以前に比べて、状況が変わっている
という実感があるからです。

 

挨拶をする側も、される側も、
心の余裕がなくなってきた
そんな感じがします。

 

それで、年末年始の挨拶回りに対する
認識が変ってきていないか、
それを知りたくなり、
調べてみました。

 

そんなことを話題にしている記事は
少なかったのですが、
分かりやすいものが2つありました。

 

Amebaニュース:ビジネスマナーに変化?「年末年始の挨拶」4年で減少(2016.12.28)

 

こちらは2年前の情報ですが、
年末年始とも、
挨拶回りが減少しているようです。

 

さらに、年末年始とも、
アポなしで訪問する人が増えている。

 

何軒も回るため、アポなしが基本だと
思います。

 

しかし、重要なお客様のところに
重点的に訪問する場合は、

 

アポとまではいかなくとも、
相手の都合を聞いておくと良い
と思います。

 

挨拶回りで持っていくものとして、
カレンダーが一番多く、さらに
カレンダーを持参する人が増えている。

 

当社でも、年末年始用のオリジナル
卓上カレンダーの販売サイトを
運営しているので、

 

カレンダーが増えているというのは
嬉しい限りです。

 

この記事の中の増減の話は、
2012年と2016年の調査結果
の比較です。

 

そこから2年経っていますので、
さらに状況は変わっているのかも
しれません。

 

こちらも、
同じような時期の記事ですが、
かなり詳細に年末年始の挨拶について
調査しているものでした。

 

リクルートマネジメントソリューションズ:年末年始の挨拶どうしてる?効果はあるの?(2017.1.06)

 

年始よりも年末の訪問の方が多い
という結果が意外でしたが、

 

年末の方が、訪問する期間を長く
取ることができるからでしょうね。

 

また、年始はお互いが挨拶に
でてしまうことが多く、

 

確実に会うことを目的とするなら、
年末の方が良いとも考えられます。

 

挨拶をする/しないの基準は?
という質問に対しては、

 

対面、電話の場合、
相手との関係性を重視することが
最も多く、

 

メールと年賀状の場合は、
担当している顧客全てに送るが
最も多いという結果。

 

通信である程度、挨拶をし、
関係性が深い相手のところには
顔をだすということでしょう。

 

1回の平均滞在時間は、
5~15分が最も多いようです。

 

ということは、何かしら話をする
時間があるということですね。

 

少しでも話をする時間をいただけるのが、
挨拶回りでは理想だと思います。

 

何を持って行くかという質問に対して、
手ぶらが30%弱というのも意外でした。

 

挨拶される側としては、
特に気にしたこはありませんが、

 

挨拶に行く際に、手ぶらはさすがに
抵抗感を感じますが、
時代が変わってきているのでしょうかね。

 

ノベルティグッズを持参する場合の
中身は?という質問に対しては、
カレンダーが圧倒的に多く71.9%

 

これまた、オリジナル卓上カレンダーの
販売サイトを運営している当社としては、
嬉しい限りです。

 

最後に本音。

 

●挨拶する側
積極的に行きたい/受けたい 56.3%
面倒。できればやめたい/やめてほしい 43.7%

 

●挨拶される側
積極的に行きたい/受けたい 41.3%
面倒。できればやめたい/やめてほしい 53.8%

 

挨拶する側がポジティブな結果で
安心しました。

 

挨拶される側の気持ちも分かります。
仕事が中断してしまうのですよね。

 

年末年始に、両方とも、
ほとんどの担当のお客様の
ところに訪問していた時代から比べると、
だいぶ様変わりしたと感じましたが、

 

先ほども書きましたように、
全体的に、心の余裕がなくなって
きたようにも感じています。

 

働き方改革の時代であり、
限られた仕事の時間を有効に
活かすという意味では、

 

挨拶回りも効率的に、または代替で
済ませたりする必要があるのでしょう。

 

しかし、挨拶回りという機会を
有効に活かすという考えも
当然ながらあると思います。

 

普段は、メールや電話だけのお客様
のところに、年末年始の挨拶だからだと
顔を出す。

 

これはとても良いことですね。

 

ビジネスマンも年々若返っていくので、
儀礼的な習慣としての挨拶回りは
減少していくのだと思います。

 

一昨日のこのブログで、
「あけましておめでとうございます」
の言葉の意味を確かめました。

 

さらに昨日のこのブログで、
お年賀タオルの意味を確かめました。

 

共通していたのは、
無事に年を越すことができ
新年を迎えることができたことに
感謝する気持ちです。

 

どんな時代になっても、ここを
基本にすれば良いのだと思います。

 

どうしても、感謝の気持ちを
伝えたいお客様には挨拶に行く。

 

相手の都合を確かめて行き、
少しでも話ができると良いでしょうね。

 

年末年始の挨拶で、
お客様が計画していることを
教えてもらったことが
何度もありました。

 

挨拶に行くことができない、
または会うことができなければ、
メール、電話、年賀状などで補う。

 

当社も遠方のお客様が多く、
年末に卓上カレンダーを送る
だけというケースもありますが、

 

何らかの接触機会を持つように
することは忘れないように
しています。

 

逆の立場になると分かるのですが、
取引のあった法人、個人に限らず、
連絡をもらわないと、

 

忘れた存在になってしまいます。

 

逆に、年賀状1つでも毎年送って
もらえると、

 

また、何かの機会に声かけようかなと
思います。

 

ということで、暑中見舞いでも
ニューズレターでも良いでしょう。

 

極端に言えば、SNSやオウンドメディア
でも良い、

 

会社にとって都合の良いやり方で、
接触機会を持つことを
心掛けるべきだと思います。

 

感謝の気持ちの表れとして接触する。

 

感謝の気持ちの表れとして、
お客様の話を聞き、
お客様の役に立つ提案をする。

 

相手をおもんばかる気持ちが
挨拶となって、仕事となっていく
そうありたいものです。

 

松の内なので、新年の習慣にこだわり、
3日間、ブログの記事を書いてみました。

 

自らの反省をこめて
という意味合いもあるのですが、

 

新たな気持ちをふつふつと
湧きたたせるめに
という意味合いもありました。

 

一緒に頑張りましょうね!