印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
動画の編集もAIがやってくれる
時代になっていくようです。
というのは、遅ればせながらも、
この存在を知ったからです。
AI自動動画編集クラウド「VIDEO BRAIN(ビデオブレイン)」
専門知識がなくても、
誰でも簡単に動画が編集できる
という特徴があるようです。
誰でも簡単に動画が編集できる
サービスは今までも、
いろいろとありました。
しかし、動画の編集パターンが
決まっているものが多く、
型どおりの動画に仕上がりに不満が
ありました。
しかし、このVIDEO BRAINは、
AIが動画編集をしてくれる
という点で大きな違いがあります。
VIDEO BRAINのサービスの
概要の動画ありますので、
まずはこちらをご参照ください。
VIDEO BRAINのサイトには、
わずかですが、サンプル動画があります。
全体的にテロップの背景が
チープな感じを受けるのですが、
それも改善しているようです。
AIが動画編集をしてくれて、
BGMも用意されているようです。
また、インタビュー動画など、
スピーチ動画の音声をテロップ化
できる機能もついているようです。
インタビュー動画の話の内容を
テロップにするためには、
文字お越しをする必要が
ありましたが、その作業も不要に
なるようなのです。
この機能は素晴らしいなと思いました。
VIDEO BRAINを利用したことは
ないのですが、
AIが動画編集をするということは
編集がかなり楽になるだろうと
想像できます。
そう感じるのは、
Googleフォトを使っている方は、
お分かりだと思いますが、
Googleフォトに写真をアップしていくと、
アシスタントが、
勝手にムービーやアルバムを
タイトルまでつけて、作ってくれます。
ムービーにはBGMもついています。
あれも今思えば、AIですね。
しっかり編集されているのです。
Googleフォトが勝手に作ったムービーに
泣いてしまった記事がこちら。
Googleフォトのよう機能が、
Windows10の「フォト」にも
入っています。
こちらは、ムービーではなく、
ビデオと表現していますが、
こちらも勝手にビデオを作ってくれます。
また、フォトに内蔵されている
「Story Remix」を使うと、
写真や動画を指定するだけで、
ストーリー動画を作ってくれます。
これも当然、AIでしょう。
我々が使っているAdobeでも、
Adobe SenseiのAI技術を活用した
動画編集が今年からできるように
なったようなのです。
動画の編集もAIがやってくれる
時代になってきたようなのです。
実は8年も前に、
誰でも簡単に動画が編集できる
サービスを使って、
お客様用の動画を無料で作って
あげたことがあります。
決められた編集パターンの中に
素材をアップするだけで、
手軽に作ることができたからなのですが、
その当時から、テキストと画像による
クリエイティブから、
将来は、動画の時代になることが
予想できたからです。
その前後にも、プロスタッフを使い
プロモーションビデオを作り、
納品したことがあったのですが、
動画制作は、どうしても、
コストと時間がかかり、
DMを作るような感覚で、
お客様が発注できません。
そのため、誰でも簡単に動画が
編集できるサービスを利用し、
お客様に、動画を手軽に活用しましょう
とアピールをしたのです。
たとえば、
イベントの告知のためだけに、
10秒くらいの動画を作り、
SNSやLINEで送ったり、
SNS広告をだしたりといった、
DMのように短命で終わる
クリエイティブだとしても、
動画はいかがでしょうか?
ということです。
今でこそ、SNSのタイムラインに
動画が溢れるようになりましたが、
8年前は、まだ動画の扱いも
それほど手軽ではなく、
短命動画を作ることに、
お客様の関心も薄く、
我々の意識も、不確かなものだった
のだと思います。
しかし、VIDEO BRAINのような
ものがでてきたので、
形勢が一気に変っていくのではないか
と思います。
あるお客様、数年前から、スマホで
動画撮影し、そのままスマホで動画
編集をし、
SNSなどで投稿し、YouTubeにも
アップしているのですが、
どうしてもプロではないので、
撮影素材も、編集スキルも
あまり良くなく、
訴求力のない動画を作ってしまっています。
そんなケースも、VIDEO BRAINなどで
補うことができると思います。
それでも、これらのものは、
編集スキルを提供し、
編集のコストと時間を大幅に下げる
ことはできても、
素材のクォリティーは、お客様次第です。
良い素材がなければ、良い動画は
できません。
撮影だけは、プロに依頼するか、
クォリティーの高い素材を
活用するしかないでしょう。
VIDEO BRAINでは、
「amana」や「PIXTA」と連携し、
素材提供も行っているようです。
また、イスラエルの企業Pixellotは、
AIカメラが撮影から編集まで
行うサービスを始めたようです。
AIカメラが被写体の内容を把握し、
撮影し、適切な編集をするようです。
撮影さえ、プロカメラマンの手を
借りずに済む時代がくるようです。
動画にどうして、期待をするのかと
いえば、やはり、もう間もなく、
5Gの時代がやってくるからであり、
動画が伝える情報量は多く、
動画は分かりやすいからです。
分かりやすいということは、
コミュニケーションが成立しやすい
ということであり、
人に伝達するという意味で、
そして、人の心を動かし、
行動に促すという意味で、
有効な手段だと思うからです。
20世紀になって、人類の歴史は
映像でも確認できますが、
それまでは、先祖からの言い伝えと、
文書による資料だけが頼りです。
映像があることで、多くの情報が
記録として残され、
社会の発展に貢献してきたと思います。
21世紀こそ、
映像であり動画の時代でしょう。
動画は、テレビCMを提供する
大企業のものだけではなくなりました。
あとは、具体的な方法論だと思います。
動画活用について、
また情報を共有させていただきます。