2019.8.2 ヂヤンテイ君

「ホームページ」「WEBサイト」は同じ意味です。

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

海外では、
「WEBサイト」のことを「ホームページ」
とは言わないため、

 

WEBサイトの制作会社が、
「ホームページ」という言葉を使って
いたら、注意した方が良いと、

 

そんな指摘をしている記事を
読んだことがあります。

 

それにしても、「ホームページ制作」
と謳っている会社は多いですし、

 

本当に、ホームページという言葉を
制作会社が使わない方が良いのか、
考えてみたいと思います。

 

まずは、「WEBサイト」と、
「ホームページ」で、
意味が違うのでしょうか?

 

結論を先に言ってしまえば、
「WEBサイト」と「ホームページ」は、
同じ意味で使用されています。

 

では、どうして2つの言葉が、
混在しているのでしょうか?

 

このブロブのページも、
WEB上にあるWEBページの1つです。

 

WEBを日本語にすると「クモの巣」です。

 

インターネットのネットワークが、
網目状に張りめぐらされた世界
であることをイメージしています。

 

WEBサイトはWEBページがまとまった
ものです。

 

当社のコーポレートサイトであれば、
このブログページや、会社概要ページ、
お問合せページなどがまとまり、

 

1つのWEBサイトになっています。

 

コーポレートサイト、
採用サイト、
ECサイト など、

 

WEBサイトの種類を表現する時にも、
今では「サイト」という言葉の方が、
使われています。

 

にもかかわらず、その総称を意味する
「WEBサイト」と「ホームページ」を
比べると、

 

今でも「ホームページ」の方が
通りがいいように思います。

 

それでは、「ホームページ」の由来を
振り返ってみます。

 

ホームページは、Google chromeや、
safariなどのブラウザを開いた時に、
最初に表示されるWEBページの
ことでした。

 

仕事用のPCでは、会社の決まりがない
限りは、多くの方が、

 

GoogleやYahoo!などの検索ページを、
ホームページに設定していると思います。

 

何か検索したら、またGoogleやYahoo!
に戻ってくるので、ホームページです。

 

本来、これがホームページの意味だった
のですが、

 

よく覚えていますが、日本で、
インターネットが始まった頃は、

 

それほどサイトの数がなかったので、
サイトの種類の区別もなく、

 

すべてホームページと呼んでいました。

 

今では当たり前ですが、「サイト」
という言葉にもなじみがなかったので、

 

日本人にとっては、ホームページの方が
分かりやすかったのだと思います。

 

WEBサイトのことを、ホームページと
表現するのは、日本だけのようで、

 

海外では通用しないことから、
ホームページという表現は誤用であると
主張する人が増え、

 

徐々に、WEBサイトという表現が
普及していきました。

 

日本ではこんな経緯があったため、

 

ECサイトや、採用サイトなど、
サイトの種類を限定しない場合は、

 

今でも、ホームページの方が
通りが良く、使われていると思います。

 

何かしらのWEBサイトが必要となり、
制作会社を探す場合、

 

「ホームページ制作会社」という
検索ワードで探すと思います。

 

Google Trendsで、比較してみました。

 

 

 

青・・・「ホームページ制作」
赤・・・「WEBサイト制作」

 

「ホームページ制作会社」と、
「WEBサイト制作会社」で比較しても、
おおむね同じ結果でした。

 

これを見る限りは、制作会社は
「ホームページ」というワードを
使った方がSEO上は、良くなります。

 

しかし、お客様の感覚として、
「ホームページ」の方が、

 

「WEBサイト」よりも安く制作できる
イメージを持っていないでしょうか?

 

先述したように、WEBページの
まとまりがWEBサイトなので、

 

「ホームページ」より「WEBサイト」
の方がまとまったページのニュアンスを
持ち、

 

「ホームページ」は単ページではない
にしても「ページ」とい言葉で、
軽いニュアンスになりがち。

 

これは、私の勝手な想像でしかありません。

 

「ホームページ制作」で調べると、
とても安いパッケージ料金を
提示している会社も多く、

 

その印象なのかもしれません。

 

ホームページ制作会社であれば、
「WEBサイト」が本来の表現であること
を知らない会社はないでしょうし、

 

あえて「ホームページ」という表現を、
お客様目線で使っているのだと思います。

 

そう考えれば、「ホームページ」
という表現を使っている会社は
注意した方が良いという指摘は、

 

かなり極端な指摘であることが
分かります。

 

この辺の状況をよく理解している会社は、
「ホームページ」「WEB制作」などの
言葉を散りばめて掲載しています。

 

ということで、結論としては、
制作会社がホームページという言葉を
使用してもおかしくない。

 

「ホームページ」「WEBサイト」の
使い分けは、企業ごとの意図による
ものということなります。

 

「ホームページ」「WEBサイト」は
同じ意味なので、

 

ホームページ制作会社を探す場合は、
「WEBサイト制作会社」でも
検索してみてください。

 

ちなみに当社でも、
ホームページの制作、
WEBサイトの制作を請け負っています。

 

ホームページの目的が明確であれば、
寄り添うように制作をしますので、
お声がけいただけますと幸いです。