印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
にわかに利用者が増えていると思われる
「求人サイトの検索エンジン」の、
Indeed。
海外のサイトなので、最初はとっつき
にくいなあと感じていたのですが、
既存の大手求人サイトとは、
違うチャネルから、求人のアプローチを
したかったため、利用してみました。
無料の求人サイトを調べているうちに、
気がついたサービスなので、
ハローワークにも求人をだしておこう
くらいの感覚で最初はいました。
しかし、運用さえしっかりすれば、
使えるのではないかと、
だんだん感じるようになっていきました。
この辺の経緯を、以前、このブログで
紹介をさせていただきました。
その後の報告となりますが、
Indeedで採用が成功しました。
Indeedの概要や利用方法に関する
情報はネットにたくさんありますが、
求人で利用した人事担当者の
主観的な感想はほとんどないため、
これからIndeedを、求人募集で
試してみようという人事担当者のために
報告をさせていただきます。
Indeedは、求人サイトの検索エンジン
なので、
自社の採用ページが、Indeedが求める
条件を満たしていれば、
Indeedに求人情報が掲載されます。
職種別の採用ページが必要なようで、
当社の場合は、条件を満たしていない
ことから、
当社の採用ページは、Indeedに
取り込まれていませんでした。
そのため、Indeed直で、求人票を
作成して掲載しました。
求人票さえ作成できれば、比較的早く
Indeedに反映されます。
驚いたのですが、すぐに2件の応募が
ありました。
無料掲載なので、
期待していなかったのです。
Indeedで求人検索してみても、
膨大な量の検索結果がでますし、
こんな中から探してもらうのは
無理だろうなと感じていました。
しかし、新着案件は反応が良いようで、
応募の実績ができたことで、
Indeedに対する見る目が変わりました。
運用次第では、採用活動に
強い味方になると感じたのです。
それでもビギナーズラックはそれまでで、
その後は、応募がありませんでした。
そのため、1週間経ち、
有料広告を試してみました。
1日3,000円平均設定で6日間。
有料にしたら、すぐに応募がありました。
やはり有料にすると違うのだと
手ごたえを感じたのですが、
結果としては6日間で、3件だったので、
有料の継続はせず、6日間だけにしました。
同じことを繰り返しても、
成果につながらないだろうと
予想できたからです。
そして、求人票の内容を見直し、
新たな求人票を作成し掲載してみました。
最初の求人票もそのままなので、
2件の求人案件をだしたことになります。
さらに、チャネルを変えてみようと、
採用係長からも求人票を作成し、
Indeedに掲載しました。
そのため、当社の求人案件がIndeedに
3件あったことになるのですが、
ここからが、やたらと順調になりました。
いざとなったら、また有料広告に
切り替えてみようと考えてはいましたが、
無料版のまま応募が毎日のように
くるようになりました。
おもしろいことに、3つのチャネル
それぞれから応募がありました。
そのおかげで、採用にまで至りました。
採用係長も無料で利用できるため、
チャネルを増やすために、
利用することをお勧めします。
個人的には、採用係長の管理画面の方が、
Indeedのものより、使い勝手が
良かったです。
ここまでが、Indeedに掲載した
方法についてです。
この後は、Indeedを利用した感想です。
Indeedは、大手求人サイトとは
かなり違うので驚きがいっぱいでした。
応募の連絡はメールで届くのですが、
そこからIndeedの応募者のページ
にいっても、
応募者の名前しかありません。
かろうじて「電話番号を表示」
というところをクリックすると
電話番号は表示されます。
応募者によっては、カバーレターという
ところに簡単なメッセージがありますが、
ほとんどの方は、設定した
質問項目に対する回答だけなので、
Indeedに電話して、これは応募の意思
を示しているのか、気になるくらいの
チェックなのかを確認してしまいました。
何もメッセージがない応募なので、
最初は不気味な感じがしたのです。
どう返事をして良いかも迷いました。
案の定、返事をしても、その後返信を
くれない応募者の方もいたので、
最初のメッセージも何パターンか試し、
返信をもらえるメッセージの
書き方を習得していきました。
これも慣れてくると、
まずはメッセージを送れば良いとなって
いきます。
まったく経歴が分からないので、
まずは経歴が分かる情報を
送ってもらいました。
これが書類選考になり、面接に呼ぶ方を
選別することができます。
面接にお越しになった方全員に
Indeedの求職者側からの感想を
聞いてみたのですが、
上手に検索すると、自分の希望の案件を
探すことができると言います。
キーワードと勤務地だけの検索ではなく、
画面左側のメニューで、
検索距離、年収、雇用形態の条件で
絞ることができ、
さらに検索オプションを使うと、
キーワードを工夫しながら
検索ができるようになります。
自分のコントロールで検索できる
Indeedの方が、大手求人サイトよりも
良いと言っている方もいました。
求人する側からの感想だと、
Indeedの方が、大手求人サイトよりも
「顕在求職者」がいると感じました。
大手求人サイトをこの春に利用した
のですが、大手求人サイトの登録者は、
「潜在求職者」の方が多いと感じました。
それに比べたら、
今、職を求めている方、
今、転職を考えている方から
しっかり連絡をいただくことが
できたのがIndeedです。
Indeedは、採用係長と比べ、
本文中に、URLを掲載することも
できました。
このブログで、求人用の記事を用意して
いたため、
その記事を一読してもらえるよう
リンクを張ることができました。
面接にお越しの方も、ブログを読んで
応募したと仰ってくれた方がほとんどで、
採用専用でなくても良いと思いますが、
自社のオウンメディアを運用して
おくことも採用力をアップさせる
ことにつながると思いました。
結果として、
有料広告は6日だけだったため、
18,000円ほどの出費で済みました。
Indeedは人手不足時代の救世主に
なるかもしれません。
あくまでも運用する意思で、
創意工夫、試行錯誤が必要ですが。
Indeedに掲載したことがない
人事担当者の方、
一度、トライしてみることを
お勧めします。
当社はIndeedの代理店ではありませんし、
企業側で利用してみた感想としてです。
また、もっとしっかり利用する機会が
あったら、
また報告をさせていただきます。