印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
このところYouTuberへの理解が
遅かったことを悔いています。
これからの広告コミュニケーションに
おいて、YouTuberはますます、
重要な位置を占めると今は思っています。
本日は、企業がYouTuberと
タイアップするメリットについて、
自分なりに整理してみました。
YouTuberはクリエイターであることに
気づいたのは、昨年の秋です。
このブログを毎日ブログにしてから、
様々な方向に触手を伸ばしたことで、
YouTuberの才能に気づきました。
その時の記事がこちらです。
この時よりも、YouTuberに対する
理解が深くなってきました。
動画広告の調査アンケート結果も、
このブログでは何度か紹介したのですが、
全世代で、動画視聴にもっとも
利用されているのがYouTubeです。
そのため、企業がWEB広告をだすの
であればYouTubeが良い。
若い人がターゲットであれば、
Instagram広告も良いと、
このブログでは書いてきました。
YouTubeをプロモーションに活用する
方法として広告出稿がまず考えられます。
つい先日の記事で紹介したように、
国立大学もYouTubeを利用するように
なりました。
次にできることが、企業の
YouTubeチャンネルを開設することです。
これも大手企業は進んでいますね。
こちらにYouTubeランキングがあります。
最後にもう1つ方法があります。それは、
YouTuberとタイアップすることです。
インフルエンサーが注目されたのは
数年ほど前からでしょうか。
昨年くらいから、YouTuberを
インフルエンサーとして企業が使う
動きが増えてきたようです。
自社の商品やサービスをYouTuberの
チャンネル動画の中で紹介してもらう
という手法です。
企業がプロモーション活動を目的に、
YouTuberとタイアップする
メリットを整理してます。
YouTuberは、芸能人とは違い、
一般ユーザーとしての立ち位置で
活動しています。
企業からの広告コミュニケーションよりも、
身近な存在であるYouTuberの方が、
影響力があります。
それが、インフルエンサーたるゆえんです。
難しい言葉で、態度変容率が高いという
表現があったのですが、
情報が氾濫している現在、商品や
サービスを認知する行程が重要です。
それについては、こちらの記事を参照
してみてください。
企業から直接伝えるよりも、
YouTuberが紹介することで
認知されやくなり、
無関心だったものも興味につながり、
コンバージョンにつながる率が高くなります。
ヒカキンさんおすすめの
セブンイレブンのお菓子が品切れ
というニュースがありました。
たとえば、こんなYouTuberがいます。
文学YouTuberベル【ベルりんの壁】
ブログで本の紹介をしている方は
多いと思うのですが、
この方は、本の紹介をするYouTuberです。
書店がこの方のイベントを開催する
くらいに人気を集めています。
YouTuberが得意とするジャンルがあります。
自社の商品やサービスのプロモーションに
適したYouTuberを使うことができます。
YouTuber動画の尺は3分から10分ほど。
さらに、動画はYouTuberのチャンネルに
ストックされるため、
長期にわたって視聴される可能性が
あります。
さらにSNSアカウントを持っている
YouTuberが多いため、
SNSにおける拡散という意味でも、
企業からの情報発信よりも
効果的となります。
通常のWEB動画広告の場合、
動画クリエィティブの制作費があって、
動画プロモーションの費用が必要です。
YouTuberとタイアップする場合は、
動画制作費と広告費がセットに
なっています。
中小企業でも利用できるという
情報もありました。
動画広告の制作費を抑える1つの方法が、
YouTuberとのタイアップであるとも
言えますね。
メリットはこんなところなのですが、
今では、野村証券まで、
YouTuberとタイアップしている
ようなのです。
野村證券のYouTubeチャンネル
「マネーの亀」では、人気YouTuberが
資産運用やお金の話題を動画にしています。
企業のYouTubeチャンネルに、
YouTuberが登場し、
継続的なプロモーション活動をする
というパターンです。
YouTuberとは縁が無さそうな業界だから
こそ、YouTuberによって、
態度変容を狙うことができます。
企業のYouTubeチャンネルに、
YouTuberが登場するパターンは、
先ほどのYouTubeランキングの中では、
バンダイにもありました。
これから、学校YouTuberや、
企業YouTuberが登場するのではないか
とこのブログで書いたのですが、
そうなると、既存のYouTuberと
タイアップする必要もなくなります。
そういう意味では、もっともコスト安な
プロモーションとなることから、
中小企業にとっては、現実味のある案
として書かせてもらいました。
YouTuberもブランディングの観点から、
自ら納得できる商品やサービスでないと
タイアップしないと思います。
視聴者との信頼関係がYouTuber
としての存在価値であり、
インスタグラマーと同じです。
時代がこうなると、YouTuberに採用
してもらえる商品開発のような
視点もできるかもしれません。
「広告の終焉」という話題も
先日取り上げましたが、
スマートフォンの時代となり、
広告コミュニケーションのあり方が
変わっていくのだと思います。
その1つがYouTuberの存在であり、
引き続き注目していきたいと思います。