印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
県民の日に送るDMが、
効果的ということをご存知でしょうか?
この時期によく、「千葉県民の日」に、
来校を促進するDMを作らせて
もらっています。
当社のお客様は専門学校なので、
専門学校が、高校生に向けて送る
DMということです。
千葉県民の日は、6月15日。
公立の学校が休みになるので、
休みを利用して、学校に来ませんか?
と呼びかけます。
学校に足を運んでもらうだけでは、
学校見学になってしまうため、
専門学校では、特別なイベントと
特典を用意して待っています。
その内容を、千葉県民の人が見たら
目を惹くように、
千葉県の地図をメインにした
DMを使って案内していきます。
効果的というのは、毎年の結果が
良いのです。
しっかり集めることができている
ということです。
千葉県民の日DMと呼んでいますが、
最初にこの打合せをしたのは20数年前。
この企画が長く続いていることからも、
結果をだす企画であると
考えています。
しかし、今年の6月15日は土曜日。
通常のイベントが
開催される日でもあるため、
「千葉県民の日」という特別感が
半減するものと予想できます。
6月というのが、タイミグとして
良いですよね。
この6月15日は、
「栃木県民の日」でもあり、
かつては、栃木県民の日DMも
作らせてもらったことがあります。
かなり前は、11月14日の
「埼玉県民の日」用のDMを
作っていたこともありました。
東京の専門学校であっても、
在校生が多い県がやや違い、
力を入れる県が違います。
東京でも西の方にある専門学校だと、
山梨県の高校生がターゲットになり、
11月20日の「山梨県民の日」に、
特典つきの学校見学会を
SNSを使って案内したこともあります。
しかしながら、SNSよりも
紙のDMの方が圧倒的に効果的でした。
東京の専門学校のケースで
紹介しましたが、
各地で近隣の県の、県民の日を調べて、
案内を送ると良いと思います。
注意が必要なのは、
県民の日でも、公立の学校の休みが
ない県もあります。
県庁のサイトなどで確認した上で
企画する必要があります。
県民の日のDMが結果をだして
いるのは、セグメントしている
からだと思います。
その他大勢に送るDMと違い、
千葉県の人にしか届かない。
県民の日という、県民にとっては、
タイムリナー情報が掲載されている。
現在、DMが見直されているのは、
一人ひとりに、適切な情報を
タイミングよく届けることが
できるようになったからです。
企業でいえば、顧客データを
有効活用し、バリアブル印刷を使って、
発送対象一人ひとりに
パーソナライズしたDMを発送する。
この方法で成功した例が
いくつも報告されています。
スマホネイティブの高校生は、
さほどDMを嫌っていません。
一人ひとりにパーソナライズした
DMであれば、尚更、捨てずに
取っておきます。
一人ひとりのパーソナライズが
無理であれば、県民の日DMのように、
セグメントしたDMはいかがでしょうか?
資料請求時に希望する学科の
アンケートを取ると思います。
希望する学科ごとにセグメントする、
将来なりたい職業ごとに
ということでも良いと思います。
あくまでも例であり、
様々なセグメント方法が
あると思います。
要は、
自分のことを分かってくれているな
と感じてもらえるDMが、
受け入れられやすいDMになるのです。
学校のDMと話としましたが、
現在のDM活用全般に言えることです。
先ほども書きましたが、
タイミングも重要です。
資料を発送した後、
初めての来校の後、など、
学校都合のタイミグではなく、
資料請求者都合のタイミングを、
見出していくのが良いと思います。
数多くのスクールDMを
作らせていただきましたが、
そのDMをきっかけに、
進学先が決まり、進路が決まり、
人生が決まった人もいたでしょうし、
DMが、
資料請求者を正しく誘うツールに、
もっと進化していくべきだと
考えています。
まずは、県民の日のDMから。
いかがでしょうか?