印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
本日は、このブログのある記事を
読んだことがきっかけとなり、
連絡をいただいた方に、
ご来社いただきました。
数は多くはありませんが、
ブログを読んでくれた方から
連絡をいただけるほど、
嬉しいものはありません。
詳しいことは書けないため、
心苦しくはありますが、
その方と話をさせていただき、
貧相な表現となりますが、
やはりクリエイティブが最も
重要だなと再確認をしました。
このブログでは、このところ、
MA(マーケティングオートメーション)やら、
オムニチャネルにこだわっています。
当社が制作会社のため、
クリエイティブがあることを前提にし、
最新のマーケティングの考え方を
理解しておこうという意味と、
クリエイティブを効果的に活用する
方法を追及しようと、考えているからです。
お客様は、多様化するタッチポイントに
対応しようと、あらゆることに
チャレンジしています。
様々な施策を理解していてこその
クリエイティブであり、
制作だけでなく、マーケティング活動
全体を通して、お客様をサポートして
いきたいという希望もあります。
本日、ご来社された方は、
当社とはジャンルは違いますが、
広告関係の制作もされている方です。
作品制作の仕事がメインのようなので、
広告関係の制作もという
ことになります。
縁があってある学校の広報物制作の
仕事をされています。
当社も学校の制作物に長年携わって
きましたので、その方の作られた
ものに出会ったことが、
今回お会いするきっかけとなりました。
学校の広報物制作物は、
やはり、その学校の生徒、学生が、
どれだけ生き生きと学園生活を
送っているか、それを伝える
仕事でもあるのですね。
撮影や取材で、将来の希望に満ちた
学生たちに接すると、
学校の仕事担当で良かったなと
つくづく思います。
それだけ若さは眩しく、新鮮で、
自らが新鮮な気持ちを抱いていた
当時の気持ちに戻ることができます。
学生たちは、我々にとっては、
とてもかわいく、
どうにか、この学生たちの生き生き
とした姿を伝えたいなと、
クリエイティブ魂に火が付きます。
本日、お会いした方の制作物からは、
それがひしひしと伝わってくるのです。
学生たちに対する愛情のようなものが。
当社としても、仕事として接点があれば
と本日お会いしたので、
料金の話も聞いてみたのですが、
作品のクォリティーからすれば
信じられないほど安く請け負っている
ことが分かり、とても驚きました。
たまたま、縁があって、
学校の広報物に携わっているだけだ
というスタンスと、
大いなる信頼を受けて任せて
もらっているから
という考えからのようでした。
安く請け負っているとしても、
せっかく作るなら、良いものを
作らないと意味がないと、
一切手を抜かず、一流の仕事をされています。
普段、我々の仕事だと、
制作費が取れない仕事の場合、
その金額の範囲内で、どうにか仕上げる
ことを考えてしまいます。
仕事に取り掛かったら、
制作費の額に関係なくなることも
多々あるのですが、
制作費がしっかり取れている仕事と、
そうでない仕事を、区別して
考えてしまうことがあります。
昔のデザイナーの中には、
自分はこの金額でないと
仕事を請けないと、
セルフブランディング的な話を
する方がいました。
おそらく、そのデザイナーも
想定外の金額で仕事を請けたとしても、
手を抜かず、良いものを仕上げて
いたに違いありません。
そうなのです、
せっかく作るなら、良いものを
作らないと意味がない
というのは当たり前の話なのです。
本日、お会いした方は、
縁があった学校に頻繁に通い、
制作されているため、
学生たちからも顔なじみの
ようです。
実際に、学校で仕事をされている
時の話は、学生たちへの愛情で
満ち溢れていました。
ああ、やはりこの方も、
生き生きとしたが学生たちを
どうにか伝えたいと思って、
制作されているのだなと感じました。
また、学生たちからの信頼があるからこそ、
良い表情を引きだせるのだなということも、
その方の話を聞いている
だけで伝わってきました。
だから、制作物を真似して作っても、
その方のようなものはできないのだと
思います。
伝える側の思いや愛情といったものは、
真似することができませんから。
その方の制作物だけで、
学校のことがよく伝わってきます。
マーケティングがどうのこうのと
関係ありません。
その方の、クリエイティブがとても強い
力を持っているのです。
実際に学生の集まりも良くなっている
ということでした。
やはり、マーケティングはクリエイティブが
あってこそのものだと、
あらためて思いました。
マーケティングが関係ない
ということは、もちろんありません。
クリエイティブを最大限に生かすにも、
マーケティングが必要だと思います。
その学校の新たな取り組みについても、
少しだけ話を聞くことができました。
それでも、まずはクリエイティブ
あってのことでしょう。
ということです。
マーケティングの最新情報については、
毎日のように様々な情報が飛び込んでます。
論理的な話なので、情報として
扱いやすいからですね。
クリエイティブは感受性に
訴えかけるものが多いため、評価が難しい。
休刊してしまいましたが、
『広告批評』という雑誌を思い出して
しまいました。
せっかく作るなら、良いものを
作らないと意味がない
というのは、
せっかく作るなら、伝える力があって
伝わるものを作ろうよ、
このように言い換えることができます。
本日は、原点に戻ったような気持ちになり、
本日刺激を受けた話を紹介させて
もらいました。
心のこもったクリエィティブは
それ1つで、強い伝達力を持つ!
肝に銘じることにします。