印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
本日は日曜ながら、
フリースクールの取材があり、
出かけてきました。
これからフリースクールの
スクール案内パンフレットを
作成するため、
本日は特別な授業がある
ということで、見に来ませんか?
とお誘いを受けたからです。
パンフレット制作のご依頼をいただき、
最初の打ち合わせで、
お客様のご要望をお聞きし、
こちらからも、様々な質問をさせて
いただく中で、
お客様の方から、現場を見てみませんか?
と声か掛けていただいことになります。
パンフレットを作る時に、
撮影の機会があると、
自ずと現場に触れることになり、
取材もできるのですが、
今回は、写真素材はすべてスクールで
撮影した写真を利用することに
なっていたので、
現場に触れるチャンスをいただき
私としては、絶好の機会となりました。
パンフレットを制作するのであれば、
とにかく現場に触れたい。
私はそんな現場主義です。
パンフレット制作にはコンセプトが重要で、
原稿も必要となります。
この部分の仕事を自分で担当することが
多いため、
パンフレットの内容には直接関係が
なくても、テーマについては
一通り調べます。
今回であれば、フリースクールですが、
少し調べただけで、興味津々で、
本日は、現場に触れることができる
ということで、ワクワクして
訪問させていただきました。
パンフレットはお客様のスクールを
案内するものを制作するのですが、
社会的な位置づけがあり、
初めてお客様のスクールがあるのですから、
そこを明確にしておきたいのです。
そうするとアイディアもどんどん
湧いてきて、こちらからの提案も
増えていきます。
そうやって考えると、
自分はずっと、こういう仕事をして
きているのだなと思ったのです。
カタログ的な仕事の経験よりも、
内容を伝えるパンフレット制作の方が
圧倒的に多く、
パンフレットの仕事としては、
学校の総合案内パンフレットも
携わらせてもらっていますが、
学校案内的なものよりも、
職業案内的なパンフレットの経験
の方が多いのです。
学校案内の内容よりも、詳しい情報が
必要となり、それを分かりやすく、
バランスよくまとめる仕事です。
学科やコースを紹介するパンフレット
になりますが、
専門学校の学科やコースを紹介する
ことは、そのまま将来の職業も
紹介することになります。
卒業生の職場ということで、
数多くの職場に行かせてもらい、
仕事の現場で、仕事の内容を
知る機会をいただきました。
何でも見たい、知りたいという
自分が望んでいたことを
やってきたことになりますが、
この仕事に就いて良かったなと思えたのも、
こういう経験ができたからです。
パンフレット作りは、
お客様の情報だけでなく、
テーマとなる職業についても、
理解する必要があります。
情報だけでは理解したことには
ならないため、撮影や取材を通して
実際の現場に肌で触れる機会を得るように
してきました。
その上で、その職業の社会的な価値や
醍醐味が理解できないと、
パンフレットは作れないのです。
最低でも、私はそう考えて、
制作しパンフレットを通して、
職業と、それを実現するための
学校を案内をしてきました。
パンフレットを読んでくれる方に
学校をアピールしているのですが、
その中には、職業を案内している
仕事も含まれるからです。
パンフレット作りは、お客様の条件、
予算も様々ですが、基本的には
原稿作りがセットになっています。
コンテンツ作りの要素が多い
仕事だと思います。
同じように、デザインを通して
案内をする仕事として、
ホームページ制作の仕事がありますが、
ホームページ制作の仕事は、
デザインとコーディングの方が
どちらかというと、重要なイメージ
があります。
原稿に関しては、お客様の方で、
用意できない場合は、
原稿からやりますよというスタンス。
この感覚の大きな違いは、
パンフレットは印刷物なので、
完成品ができたら変更ができない。
それに比べ、ホームページは
サイトがWEB上にアップされた後でも、
原稿の差し替えが可能だから
ではないか。
当社では、両方の仕事をしていますが、
パンフレットなら、お客様が言わなくても
原稿から作ってしまうのに、
ホームページの場合は、原稿から
支給してもらうことが多い。
予算的な面もその理由となりますが。
パンフレットでもあれば、
それがそのままホームページの
原稿になることも多いですね。
しかし、ホームページだって
原稿が重要であることに変わりは
ありません。
昨日の記事で紹介させていただいたように、
インターネットを活用することで、
ミッションを明確にするという
意味では、
ホームページ制作の機会に
原稿を作ってみるというのも
良いことなのではないかと思います。
ライターが書く言葉よりも、
中の人が書いた、心のこもった
コピーの方が良い場合も
おうおうにしてあります。
しかし、ホームページ制作の際に、
原稿が軽んじられ、
SEOやWEB広告などの運用施策に
走ったとしても、
昨日の記事の内容からすれば、
選ばれる理由を伝えることができない
ということになります。
選ばれる理由って、
企業の社会的位置づけや、
その存在価値を納得してもらう
ことではないかと。
納得というのは、一貫したものがないと
感じないため、デザインだけでなく、
原稿が重要だと思います。
現場を知っている人が書くと
オンリーワンになる確率が上がります。
中の人でも、我々のような業者でも、
現場を知っている人が書くと
良いと思います。
原稿作りが当たり前の
パンフレットを作る会社が
ホームページを作る意義はここだなと
思いましたので、
これからは、ホームページ作りの際も
原稿をもっと作らせてもらおうと
思いました。
インターネットが普及してから20年。
技術面では数多くの変遷がありました。
これからも新しい技術がでてくると
思います。
しかし、これからはもっと基本的な
ところ、コンテンツに目を向けた方が
良いのではないか。
新たなパンフレットにこれから
取り組むときに、そんなことを
考えてみました。
御社の選ばれる理由を伝えましょうね!