2019.1.7 ヂヤンテイ君

ダイレクトメール(DM)が見直されています!

 

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

当社も本日が仕事始めです。

 

あらためまして、
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

休暇期間中にも
書かせていただいたのですが、

 

今年はダイレクトメール(DM)に
こだわってみたい
と思っています。

 

当社では、これまでに、
数多くのダイレクトメール(DM)の
制作に携わらせてもらいました。

 

そのため、何をいまさら
という話ではあります。

 

また、専門学校のお客様のところでは、
紙のダイレクトメール(DM)は
できるだけ減らしたい、

 

そんな話をいただいてしまう
こともあります。

 

それでも、やっぱり
ダイレクトメール(DM)の良さがある、

 

それを活用すべきではいか
と考えています。

 

ダイレクトメール(DM)を減らしたい
という話は、

 

ダイレクトメール(DM)を制作し、
発送するまでのコストが原因に
なっていると思います。

 

印刷費は、以前に比べ安くする
方法がでてきましたが、

 

発送費は下がらないどころか、
人手不足もあり、
値上がりしているようなケースもあります。

 

当社からも、お客様に
発送費のコストダウンの提案を
させていただきますが、

 

まとまった発送数がある場合は、
DMのデザイン・印刷費に比べ
はるかに発送費が負担となることが
よく分かります。

 

費用対効果を考えると
敬遠したくなるのも無理もない
そんな想像もできます。

 

しかし、ここ数年、
ダイレクトメール(DM)が
見直されている事例が数多く
報告されています。

 

先月の記事となりますが、
以下も、その1つです。

 

ニュースイッチ:メガネスーパー再建にも貢献、DMはデジタル時代に再成長する(2018.12.14)

 

 

他の事例もほぼ共通の
内容なのですが、

 

ダイレクトメール(DM)が
効果を発揮しているのは、

 

発送対象一人ひとりに
パーソナライズしたDMを
発送できるようになったからです。

 

それをけん引している1つが、
DMP(データマネジメントプラットフォーム)などの
顧客データの活用。

 

DMPについては、
インターネット広告の歴史の記事
時に、紹介をさせていただきました。

 

WEB購入履歴から、オフラインの
情報も含めた
顧客情報のデータベースです。

 

誰に、どんな内容の案内を
いつ送れば良いのか、
分析できるようになりました。

 

もう1つは、
一人ひとり印刷する内容を
変えることができる
バリアブル印刷の技術向上です。

 

当社でも、ダイレクトメール(DM)
の絵柄の中に、発送相手の名前が
入るダイレクトメール(DM)を
制作させてもらったことがあります。

 

メガネスーパーは、
低価格競争に巻き込まれ、

 

既存顧客の約7割を占めた
45歳以上(現在は40歳以上)の
ミドル・シニア層をターゲットに

 

付加価値の高い事業を
展開する戦略に転換したようで、

 

「ブランドの眼鏡を購入した人には
新しいブランドを紹介すると効果がある」
といったストーリーをいくつも作り、

 

発送のタイミングを踏まえた
ダイレクトメール(DM)を発送した
ところ、来店率のアップにつながった
とこの記事にはあります。

 

「ネット上は情報が氾濫している中で、紙媒体のDMは目に付き、残りやすい」

 

メルマガの開封率は20%程度と言われる中で、DMの開封率は74%という調査結果(DMメディア実態調査2017)もある。

 

 

こんな記載もありました。

 

DMメディア実態調査レポートに
ついてはまたの機会に
このブログでも紹介させていただきます。

 

消費者の一人としての実感としても、
メルマガを開封するのは、
仕事上の重要なものだけです。

 

開封されてなくても、
認知という意味合いもあるので
何とも言えませんが、

 

ダイレクトメール(DM)を発送するのは、
ダイレクトレスポンス(DR)広告
としてなので、

 

行動につなげる必要があります。

 

ダイレクトレスポンス広告とは、
ブランド認知を目的とする広告
とは対照的に、

 

購買につながるレスポンスを
得るための広告です。

 

発送対象のデータを精査し、
時期と内容を絞り込むことで、

 

発送費が抑えられ、
レスポンス率がアップする。

 

このところ、
ダイレクトメール(DM)が

 

見直されているのは
ここに理由があります。

 

発送費の負担が、
ダイレクトメール(DM)の
負担の大半だとすると、

 

B to B企業のCRM(顧客深耕)活動には、
ダイレクトメール(DM)が
有効だと考えられます。

 

発送対象のデータを精査し、
時期と内容を絞り込む

 

この考え方をプラスする
ことでさらに、効果が期待できます。

 

当社が自ら今年やってみようと
考えるのはこの点です。

 

プロとしてクリエイティブには
こだわります。

 

絞った対象に、限られた内容を
案内するのに、

 

B to B企業にWEB広告は必要ありません。

 

メールだとスルーされてしまいます。

 

だとしたら、やはり
ダイレクトメール(DM)が
最も有効なのではないかと考えます。

 

CRM(顧客深耕)活動を
検討中の企業様、

 

一緒に頑張りましょう!