2019.5.25 ヂヤンテイ君

「LINE@」が「LINE公式アカウント」に統合、学校SNSは次のステップへ!

https://www.linebiz.com/lineat_migration/

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

2013年に投稿したこの記事が、
今でも読まれています。

 

「LINE@」が、強力な学校コミュニケーションツールになる!

 

「LINE@」が、強力な学校コミュニケーションツールになる!

 

というタイトルで、
学校広報活動に、LINE@を取り入れようと、
呼び掛ける内容でした。

 

6年前のこの記事が、
今でも読まれているということは、
とても嬉しいことなのですが、

 

学校向けの、対象を限定した記事であり、
6年も前の記事のため、

 

どうして、読んでもらえるのか不思議
な気持ちでいっぱいです。

 

情報も古く、
申し訳ない気持ちにもなります。

 

その責任ということでもありますが、
LINE@が、LINE公式アカウントに
統合されたことだけは、
書いておこうと思っていました。

 

LINEの以下のページに
詳しい情報があります。

 

LINE@からLINE公式アカウントへ

 

先月の、2019年4月18日から
「LINE@アカウント」は、
「LINE公式アカウント」にサービス移行が可能
となっています。

 

LINE@は、なくなったということです。

 

これからLINE@を導入しようという
学校様は、LINE公式アカウントを
利用することになります。

 

これまで無料のプランだった場合は、
そのまま、メッセージ数1,000通までの
無料プランのままで良いと思います。

 

一番高いスタンダードプランでも
月額15,000円。

 

従来、大手企業が利用していた
LINE公式アカウントは月額250万円したので、
かなりリーズナブルになったと思います。

 

その上、初期費用も無料になりました。

 

対象ユーザーが多い、B to C企業も
今後、LINE公式アカウントを活用
していくものと予想できます。

 

先ほどの記事を書いた2013年当時、
大学、専門学校の
LINE@アカウント数は120でした。

 

しかし現在は、LINE@アカウントを
持っている学校は、
そうとう増えたと思います。

 

LINE:中小企業・店舗向けサービス「LINE@」の全アカウント数が300万件を突破!(2019.1.18)

 

 

先ほどの記事がきっかけになったかは
不明ですが、

 

先ほどの記事は、
役目を果たしたものと考えています。

 

そういうこともあり、
今でも読んでもらっていることに対して、
申し訳ない気持ちにもなります。

 

その後、お付き合いのあるお客様には、
トークを使って、オープキャンパスの
申し込みをしてもらうことができることや、

 

リッチメニューの存在を紹介させて
いただきました。

 

先ほどの記事にも書きましたように、
LINEは、他のSNSとは違い、
プッシュ型のツールなので、

 

オープキャンパスの案内や
申し込みのために利用するのが
適していると思います。

 

ダイレクトメールの代わりや、
補完するものとなるはずです。

 

しかし、あれから6年が経ち、
どこの学校もLINEを利用するように
なると、

 

進学予備軍のユーザーからすれば、
オープキャンパスの案内ばかりの
アカウントは、うっとうしく感じる
ようになることも想像できます。

 

アカウントをブロックする
タイミグとなるでしょう。

 

そのため、
LINEアカウントの公開をやめて、

 

一度学校に足を運んでくれた方だけに、
LINEアカウントを紹介する。

 

この方が良いのではないかと思います。

 

ユーザーとして、自分が本当に
気に入ったアカウントだけを
登録したいでしょうし、

 

来校したことがある方だけの
アカウントであるという
特権意識も芽生えます。

 

マーケティング用語に、
ナーチャリングという言葉があります。

 

「見込み客を顧客にする」
という意味になります。

 

このブログでもMAの記事で
何度か紹介させてもらいました。

 

見込み客のことをリードと呼びますが、
リードを集めるために、
LINEアカウントを利用せず、

 

LINEアカウントの役割をしっかりと
定める時代になってきたのでは
ないかと思います。

 

LINEアカウントの目的を、
ナーチャリングに設定すれば、

 

トークの内容も、
明確になっていくと思います。

 

ナーチャリングという意味では、
Twitterも有効だと思います。

 

しかし、Twitterはプル型のSNSなので、
プッシュ型のLINEとの
使い分けを意識した方が良いと思います。

 

いずれにしろ、ユーザーは、
本当に気に入ったアカウントを
登録するのであり、

 

来校時に、SNS登録に結びつくよう、
学校を気に入ってもらう必要が
あるということです。

 

そして、Instagram。
6年前は、Instagramはそれほど
利用されていませんでしたが、

 

現在、10代が相手であれば、
Instagramが重要になってきました。

 

Instagramの企業アカウントを
持つ学校も増えてきました。

 

それでも、まだInstagramの活用に
戸惑っている様子も、

 

学校のInstagramアカウントを
見ていると伝わってきます。

 

Instagramなのに、Twitterのように
投稿している学校が多いように
思いました。

 

Instagramもナーチャリングに
有効だと思いますが、

 

Instagramは、リード獲得にも
利用できると考えています。

 

何すれば良いかといえば、
UGC(User Generated Contents)
の活用です。

 

または、UGCの考え方の活用です。

 

以前、このブログでもUGCについて
集中的に取り上げましたので、
参照してみてください。

 

マーケティングの歴史を、
このところブログでは振り返って
いるのですが、

 

今はやはり、共創の時代なのだと
思います。

 

学校から一方的な情報を伝えるの
ではなく、生徒と共に学校をつくって
いくこと。

 

それは、入学前から始まっている
ということです。

 

インターネットも、SNSも双方向の
メディアです。
時代は、共創になっています。

 

企業・学校が主で、ユーザーが従の
時代ではありません。

 

SNSの個人アカウントだって、
1つのメディアなので。

 

UGCの活用こそ、
SNS利用の醍醐味です。

 

LINE@の宣伝をした責任から、
LINE@がLINE公式アカウントに

 

統合されたことを伝えておこうと
書き始めた本日の記事。

 

最終的に、現在のSNSマーケティングの
話になってしまいました。

 

学校がSNSアカウントを持つことが
当たり前の時代になりました。

 

2011年頃に、さかんにSNSを
お勧めしていた頃と比べると
隔世の感さえあります。

 

しかし、学校のSNS利用も
次のステップに行って良いと思います。

 

いかがでしょうか?