2019.4.27 ヂヤンテイ君

中学生以下のお子さまがいる家庭に、文部科学省「未来をひらく高等専修学校」を!

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

ゴールデンウィークは、
寒いスタートになりましたね。

 

連休だからこそ、仕事の方も
いらっしゃると思いますが、

 

日本国内で一斉に10連休というのも、
この後、そんなにないでしょうから、
有意義に過ごしたいものです。

 

仕事や人生を振り返り、
将来につなげるための時間に
したいと思います。

 

この会社に入社したのが25年前。
営業職として入社したのですが、

 

当時はマーケティングなんて
言葉は聞いたことはなく、
ただただ、売上の数字を求められました。

 

仕事を取ってくることが、
営業だと分かり、
新規開拓営業に専念しました。

 

それまでに営業の仕事をしたことが
無かったのですが、

 

新規開拓営業を始めて1ヵ月くらいで、
ある専門学校の仕事を受注する
ことができました。

 

それがきっかけにもなったのですが、
専門学校の仕事をいただく機会が増え、

 

当時取引のあった専門学校もあった
ことから、専門学校を中心に

 

教育系の仕事をいただく機会が
多い会社になっていきました。

 

専門学校のコミュニケーションツールを
作る仕事をしてきたので、

 

学校制度についても詳しくなり、
専門学校の優位性をアピールする
資料も何度か作りました。

 

学校で取材する機会も多く、
それぞれの職業を目指す生徒さんたちの
生き生きとした姿を見るにつけ、

 

専門学校をアピールする意欲に
燃えたものでした。

 

それは、自分が18歳の時に
進路選択に悩み苦しんだからです。

 

小学校の時の卒業アルバムで
将来の夢というアンケートがあり、

 

考えつく職業がなかったので、
「旅行家」と書いて濁しました。

 

サラリーマンになり、ネクタイ締めて、
満員電車に乗って、会社で仕事をする姿は、

 

自らの将来としては、
想像したくない姿でした。

 

18歳になってもそれは同じで、
当時は、職業を紹介するような情報が
それほどないにもかかわらず、

 

ある程度の方向性を決める必要性に
迫られ、とても苦しみました。

 

自分がやりたいことを見出すことと、
周囲からの期待の板挟みに
なっていたのかもしれません。

 

そのため、
早々と専門学校に進路を決め、

 

将来に向かって生き生きと学ぶ
専門学校の生徒さんの姿に
羨望の念さえ芽生えます。

 

大学を卒業してから、
または一旦就職してから、
専門学校に入り直す、

 

いわゆる既卒者の方にもたくさん
インタビューしましたし、

 

自分がやりたいことを素直に選択し、
職業としていくことが
最も正しい選択だと今は思います。

 

だからこそ、専門学校や、
そこで学ぶ内容、目指す職業について
詳しく伝えるツール作りに燃えたのです。

 

本日、文部科学省が作成した
未来をひらく高等専修学校
というパンフレットの存在を知りました。

 

今週、4月22日(2019年)に
同省ホームページに公表したとあるので、

 

まだ、できたてほやほやのようです。

 

専門学校の仕事をしてきたので、
高等専修学校の存在は、
これまでそれほど意識になかったのですが、

 

スクールサイトのデザイン、
動画ページが優れていることから
知ることになった

 

大竹高等専修学校さんのおかげで、
身近なものとなっていました。

 

それがきっかけで、以前、
こんな記事も書かせていただきました。

 

 

「在校生の声」を動画に!「大竹ムービーズ」が参考になります。

 

 

高等専修学校とは何かを説明する前に、
先ほどのパンフレットの中の、

 

「中学生の多様な進路」という
ページから、中学生の進路チャートを
引用させてもらいます。

 

 

引用:http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/04/22/1415964_10_2_1.pdf

 

中学卒業後の進学先として、
現在これだけの選択肢が
あるということです。

 

高校と呼ばれる「高等学校」の他に、
「専修学校」という種類が
あることになります。

 

高専と呼ばれる「高等専門学校」も
その学校の種類の1つです。

 

「専修学校」は昭和51年1月に
創設された学校種であり、

 

学校教育法第124条に定められた「学校」
です。次の3つがあります。

 

「高等課程(高等専修学校)」・・・中学校卒業程度の方を対象

 

「専門課程(専門学校)」・・・高等学校卒業程度の方を対象

 

「一般課程」・・・これら以外の教育を行い、学歴・年齢等問わず

 

いわゆる専門学校は、「専修学校」のうち、
専門課程がある学校ということになります。

 

今回、文部科学省が作成した
「未来をひらく高等専修学校」
というパンフレットは、

 

「専修学校」のうち、高等課程がある
高等専修学校を、中学卒業後の選択肢
の1つとしてアピールするものです。

 

高等専修学校は、職業に直結する
専門的な知識を中心に学びつつ、
普通科目を学ぶことが、
高等学校の違いです。

 

美容や、調理を高校でありながら、
本格的に学ぶというイメージです。

 

専修学校には、以下の8分野があります。

 

 

引用:https://www.zenkokukoutousenshugakkoukyoukai.gr.jp/about02.html

 

専門学校であれば、これらの分野を
学ぶ専門学校があることになります。

 

高等専修学校がどの分野をカバー
しているのか把握していないのですが、

 

現在、約400校あり、約3万6000人が
学んでいるということです。

 

数年前まで、意識したことがなかったので、
高等専修学校が、400校もあることが驚きでした。

 

この「未来をひらく高等専修学校」
というパンフレットの内容が
とても充実しています。

 

第1章で、高等専修学校の4つの
特徴を明確に打ち出します。

 

●仕事に活かせる資格を取得できる
●不登校経験者の自立を支える
●多様な個性のある生徒の自立を支える
●夢の実現をサポートする

 

それぞれの項目で、図表を駆使した
詳細な説明が見開きであり、

 

その次に、それぞれの項目に関連した
在校生、卒業生、保護者、就職先企業の声
を見開きで紹介しています。

 

高等専修学校をアピールするための
説明情報と、それを補う主観情報を、
交互に見せていく、

 

こんなページ構成もあるのかと感心して
しまいました。

 

第2章は、高等専修学校の客観的
な情報をしっかり紹介しています。

 

印刷物として、中学生がいる家庭に
1冊配布すれば良いのにと
感じてしまいました。

 

学び方も、働き方も、生き方も、
多様性が認められる時代になり、
本当に良い時代になったと思います。

 

スティーブ・ジョブスの
スタンフォード大学卒業式における
有名なスピーチがあります。

 

 

 

この中で、最も印象に残っている言葉。

 

 

あなた方の時間は限られています。だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。

 

 

私も今年、スティーブ・ジョブスが
亡くなった時の年齢となります。

 

誰に遠慮することなく、
やりたいことを早く見つけ、
それに集中すべきだと私も思います。

 

中学卒業前が、それを考える
最初のタイミグになれば
良いと思います。

 

そのためにも、我々も微力ながら、
正確な情報を届ける仕事をしていきたいと
思います。

 

小さなお子さまがいる
保護者のみなさま、

 

「未来をひらく高等専修学校」を
読んでみてください。