印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
今週は20代前半の
若いご担当者(女性)様と
打合せの時間がありました。
仕事の本題から少しそれて、
スマホの契約条件の話に
なったのですが、
使用するデータ通信容量について
質問してみたところ、
「ひと月で30ギガくらいです」
とのこと。
正直びっくりました。
自宅には、Wi-Fiの環境があると
いいます。
ほとんど動画視聴のために
スマホを利用しているとのこと。
そうでしょうね。
私は3ギガの契約で、1ギガほど
余る月もありますので、
若い人のパワーは違うなあ
と思いました。
そして、若い方が、
スマホで動画を頻繁に
視聴している状況を垣間見る
ことができました。
予想はできましたが、
やはり視聴している動画サービスに
広告を出稿することが、
若い方へのコミュニケーションとしては、
適しているのではないかという
考えがより強固なものとなりました。
視聴しているのは、YouTubeと
Instagramが中心ということでした。
10代になると、そこにTikTokなども
入るのだと思います。
ちょうど良いタイミグで、
動画および動画広告の最新の
調査レポートがありましたので、
本日は、それを見ていきたい
と思います。
先月のこのブログで、
ジャストシステムの
「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」
の最新の自主調査レポートを
紹介させていただきました。
ジャストシステム調査より、「Web閲覧履歴をもとにした広告配信」半数は不快
この時の調査と同じ調査だと
思うのですが、
年末に、この続きとして、
動画広告の調査レポートが
発表されました。
前回はWEB広告配信に関する
アンケート結果で、
とても興味深いものでした。
今回も動画広告に関する
ものなので、
興味津々で調査結果を
眺めてみました。
今回の調査レポートページは
以下です。
この調査の調査期間は、
2018年11月21日(水)~2018年11月25日(日)
調査対象は、 Fastask(ファストアスク)のモニタのうち、男女17歳~69歳まで均等に割り付けて回収
有効回答数は、1,100
Fastask(ファストアスク)とは
ジャストシステムの
調査工程をクラウド化した
セルフ型リサーチのようです。
調査結果の資料は、
このページから無料で
ダウンロードできます。
その資料を引用させていただきます。
まずは動画コンテンツの1日の平均的な視聴時間。
映画などの有料コンテンツではなく、
動画投稿サイトやSNS上で配信
される動画や、動画広告の視聴時間です。
10代は120分以上という回答が
一番多く30.3%。
上限無しで60分以上としてみると、
53%なので、半数は1日1時間以上、
動画を見ていることになります。
20代は、さすがに60分未満という
回答が一番多くなり30.8%。
上限無しで60分以上としてみても、
36.4%なので、
この調査からは若ければ若いほど、
1日の動画視聴時間が長いことが
明らかです。
次に、1度に視聴する時間が最も長い動画です。
先ほどの調査は1日における
視聴時間でしたが、
今度は、1度に視聴する
コンテンとして、最も長い
動画の視聴時間です。
10代・20代とも一番多いのが
5~10分未満の動画。
Youtuberの動画も1本5分未満か、
10分以内なのではないでしょうか。
この結果を見て、Youtuber動画の
尺の長さが頭に浮かんでしまった
のですが。
もうしかしたら、10代であれば
学習動画を視聴しているのかな?
とも頭をよぎりました。
スタディサプリの動画などですね。
次に、動画コンテンツを見るデバイス。
こちらは複数回答ありの数字です。
10代・20代では90%近くが
スマートフォン。
そうでしょうね。
50代以上になると、パソコンの方が
スマートフォンより多い。
動画であれば、全世代通して、
タブレットがもっと多くても
良いのではないか
と思うのですが、全体で21.7%。
動画広告でいえば、
スマートフォンは縦型動画広告が
良いでしょう。
パソコンとタブレットだち、
横型動画広告が良いでしょうから、
この動画コンテンツを見るデバイス
の情報は常に注目したいと
思っています。
次に、
動画コンテツを見るプラットフォーム
こちらも複数回答ありの数字です。
どの世代も圧倒的にYouTube。
若い人は、YouTubeよりも
ニコニコ動画を見ているイメージの
時期もありましたが、
ニコニコ動画は、10代・20代をみても、
LINE、Instagram、Twitterよりも
低い数字。
10代・20代に限って、TikTokとSNOW
に一定の数字があります。
MixChannelが、10代・20代であっても
10%未満というのは意外でした。
この結果を見る限りは、
10代・20代をターゲットに
広告を配信するなら、
YouTube、Instagram、Twitter
が良いでしょうね。
次に、
SNSでの動画コンテンツの投稿です。
圧倒的に若い世代の方が
動画投稿しています。
動画コンテツをよく「投稿する」と、
動画コンテツをとどき「投稿する」を
合計すると、
10代は、43.7%
20代は、40.7%
30代は、44.4%
40代は、15.5%
50代は、10.9%
60代は、29.6%
動画投稿に関しては30代が
頑張っているようです。
60代の方が多いのが意外でした。
次に、SNSの動画投稿と静止画投稿状況です。
静止画よりも、動画の投稿を
行うことの方が多い
そんな人も既にいるのだなと
思いました。
静止画と動画を同じ程度投稿する
の数字を合計してみます。
10代は、37.5%
20代は、26.4%
30代は、18.8%
40代は、10.3%
50代は、2.0%
60代は、6.2%
やはり10代は動画を投稿して
いますね。
この調査は、2018年11月なのですが、
2017年8月の調査と比較した
ものがこれです。
10代が昨年比1.6倍になったと
先に紹介した記事でも
取り上げていた点です。
動画を投稿するSNSの調査
が無いのが残念ですが、
先にみてきた視聴時間が長い
ものは、自ずと投稿する
SNSにもなると思います。
この調査では、YouTubeを
SNSに含めていない可能性がありますが、
YouTubeでも昨年ストーリーが始まり、
ますます動画投稿は増える
と想像できます。
一般人が当たり前のように、
動画を扱う時代になっていく
ことが予想でき、
これまで動画投稿の経験がない方は
チャレンジしておいた方が
良いかもしれません。
私も動画は仕事で作るものなので、
個人的に経験があるのはvineのみ、
仕事でツイキャスの中継は
何度がやらせていただきました。
しかし、普段はまったく
動画の投稿をしていないのです。
重要な、動画広告についての調査
がまだありますので、
明日以降に報告させていただきます。
動画投稿がまだの方、
一緒にチャレンジしませんか?
新しいSNS生活が
始まるかもしれません。