印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
昨日のこのブログでは、
「ネット広告が嫌われている」
ということについて、考えてみました。
この流れで、広告ブロックアプリが
どの程度、広告をブロックできるのか、
それを知っておく必要があるなと
感じました。
昨日、考察しましたが、
「広告が嫌われている」ではなく、
「ネット広告の表示方法が嫌われている」
のです。
広告ブロックアプリを
利用している方は、
ネット広告の表示方法に
不満を感じて
利用しているのだと思います。
広告ブロックアプリが
有料アプリランキングに
入っています。
それなりに利用されている
ことは確かですね。
「それなりに」としか言えないのは、
日本のスマホユーザーの内、
どのくらいの人が利用している
のか分からないからです。
それを推測されている方がいて
1~2%くらいではないかと
のことでした。
スマホユーザーが6,000万人
としたら60~120万人。
人数は多いですが、
推測という前提のもと、
圧倒的に、利用していない人の方が多い
と考えても良いと思います。
2015年9月に、
iPhoneが広告ブロック機能を
実装しました。
「コンテンツブロッカー」と言い、
iOS純正のブラウザアプリ
『Safari』の拡張機能です。
有料アプリランキングに入っている
広告ブロックアプリも、
「280blocker : コンテンツブロッカー280」
なので、
iOS実装機能に満足できない人が、
購入しているのであろうと、
想像できます。
これ以外の広告ブロックアプリ
の情報も集めてみましたが、
広告ブロックアプリを利用する
方の目的は、もちろん
広告をブロックすることです。
そして、広告を消すことによって、
読み込み速度が速くなる
データ通信量が減る
などのメリットも享受している
とのことでした。
そう言われれば、広告があることで、
読み込みが遅くなることがあり、
自動で、動画広告が再生されることに
不満を感じている人もいるでしょう。
では、広告ブロックアプリは
どの程度の広告をブロックできるのか、
情報を集めてみたのですが、
昨日、見てきた
嫌われるネット広告の表示方法は、
全てブロックできるようです。
広告ブロックアプリは、
結局、スマホのブラウザー内だけで
広告をブロックするものなのかなと、
考えていたのですが、
アプリ内の広告もブロック
できるようです。
バナー広告やポップアップ広告を
ブロックするなら想像しやすいのですが、
インフィード広告もブロック
できるようです。
さらにですが、『Safari』に限らず、
『Chrome』『Firefox』『Opera』にも
広告ブロック機能が搭載されています。
それぞれのブラウザーで
できることが違いますが、
ブラウザーでも、広告がブロック
できるということです。
Youtubeの広告も
専用の広告ブロック拡張機能が
ありました。
昨日も取り上げた
リターゲティング広告も、
Yahoo!では無効化することが
できることが分かりました。
「スマートニュース 広告ブロック」
などと検索すれば、アブリ別に、
ブロック方法を調べることが
できますし、
今や広告はブロックできる
時代であると考えた方が
良いと思います。
この記事を書くために、
Androidの無料版広告ブロック
アプリをインストールしてみました。
確かに、広告が表示されないように
なりましたが、
動作が不安定になったので、
アンインストールしてしまいました。
広告ブロックアプリについて
調べると、ネット上には
議論が飛び交っています。
そもそも、ネットのサービスは、
広告からの収益で運営しています。
広告ブロックアプリによって、
広告がなくなることは、
WEBサービスがなくなることと同じで、
無料でたくさんのサービスが利用
できるのは、広告があってこそと、
ほとんどの人は知っているので、
そんなに不安視しなくても
良いのではないかと思えてきました。
広告を通して、商品やサービスに
出会うこともあるので、
全ての広告が邪魔だとは感じません。
大半の人は、このくらいの感じ
なのではないかと思います。
普段利用しているアプリで、
どうしても、広告表示に不満があれば、
調べて減らせば良いですし、
広告ブロックアプリを利用して、
徹底的にブロックする人は
すればいいと思います。
あくまでも、嫌われているのは、
ネット広告の表示方法です。
これも改善されていくことと
思います。
広告ブロックアプリが
どの程度、広告をブロックできるのか、
とりあえず知っておこうと考え、
今回調べてみたのですが、
調べているうちに、感じたのは、
「ブロック」よりも、
「非表示」に対応すべきだということ。
これについては、明日続きを
書かせてもらう予定です。
日本でも、テレビ広告を
ネット広告が追い抜くところまで
きています。
ネット広告がなくなることは
ありません。
よりユーザーの関心に寄り添いながら、
広告が表示されるように
なっていくと思います。
だからこそ、
選ばれる広告を出稿する
ことが重要になってくるのだと思いました。