印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。
今年は、DA PUMPの「U.S.A.」が
大ヒットのようです。
少しでもこの話題に触れるからと、
念のため「USA」で検索してみたら、
この曲のYouTubeページのリンクが
一番上に表示。
YouTubeページに行ってみたら、
ミュージックビデオの再生回数が
なんと、1億1,000万回を超えている!
これはもう、
レコード大賞で決まりでしょう。
これだけ、その年を代表するような、
どこからともなく、流れてきて、
昔の歌謡曲のように、耳に馴染む曲って、
ここ数十年なかったのではないかと
思います。
今の私にとっては、
「USA」ではなく「UGC」。
「UGC」がマイブームなので、
ついつい「USA」まで引き合いに、
だしてしまいました。
昨日の記事で、
UGC(User Generated Contents)
について紹介させていただきました。
ユニクロと明治 ザ・チョコレートの例を
紹介しつつ、UGCがどう活用され、
何が起こっているのかを紹介しました。
こうなると、もっとたくさんの
具体例が知りたくなるものです。
調べてみた具体例をここに紹介
するのも良いのですが、
1つ1つがとても、参考になるため、
具体例が紹介されている記事を
紹介させてもらうことにしました。
いわゆる「まとめのまとめ」です。
自分からしても、UGCの活用事例を
振り返る時に、「まとめのまとめ」が
あると重宝だと思いました。
それでは、始めます。
記事の掲載日が古い順に紹介します。
紹介事例
1.UPS
2.Sephora(セフォラ)
3.Bud Light(バドライト)
UPSはTwitterによるハッシュタグ
キャンペーン。
自分の願いごとを
投稿してもらったそう。
願いごと1つに対して
慈善団体に1ドル寄付したとあります。
UPSだけあって、
#wishesdelivered
というハッシュタグのキャンペーン
だったようで、
おしゃれなキャンペーンだなと
思いました。
Sephora(セフォラ)は、
自社サイトに写真をアップする
ページを作った例。
Bud Light(バドライト)も
動画を募集ということで、
現在、主流となっている
UGCマーケティングの手法とは
少し違うもののようでした。
紹介事例
1.Airbnb
2.スターバックス
3.IKEA USA
4.west elm
5.Crocs
6.H&M
7.ALLSAINTS
こちらも、
海外の事例が紹介されています。
H&MとALLSAINTS以外は、
自社のInstagramアカウントで
UGCを紹介する例。
H&MとALLSAINTSは自社サイトで
紹介していますが、
ALLSAINTSはリンク先のファイルが
確認できませんでした。
UGCをハッシュタグで探し、
承諾を得て、掲載している例であり、
承諾を得ること自体が
コミュニケーションになるという
表現が勉強になりました。
紹介事例
UGCのみを集めているアカウント事例
1.EOS M10
2.GoPro
3.H.I.S.(タビジョ)
4.下呂市
UGCと企業の投稿を組み合わせているアカウント事例
1.KUA’AINA
2.H.I.S.
3.Honda
4.B.LEAGUE_OFFICIAL
5.UNIQLO GINZA店
やっと日本における
UGC活用事例が分かります。
EOSのケースを具体的に
調べてみたところ、
承諾無しで、UGCを掲載しているようでした。
EOSのアカウントに写真を
認めてもらえれば、嬉しいでしょう。
しかし、先ほどの話からすると、
承諾を得ること自体が
コミュニケーションになるのだから、
もったいないなあと思いました。
紹介事例
商品展開によるコンテンツ生成の促進
1.明治 ザ・チョコレート
2.コップのフチ子
キャンペーンによるフォロワー獲得とコンテンツ生成の促進
3.IKEA(バルコニスト)
4.JTB(マイトリ)
UGCそのものを素材として利用
5.カゴメ
UGCそのものの利用とコンテンツ生成の促進
6.ユニクロ
その他
7.ニトリ ベジバッグ
昨日、このブログで紹介した、
ユニクロと明治 ザ・チョコレートの
事例がここに紹介されています。
特筆すべきは、カゴメの例でしょう。
UGCそのものをFacebook広告の
素材として使用したそうです。
きれいな商品画像の広告ではなく
UGCを広告で使うことで、
フィード上の広告として、
UGCが馴染みやすいからでしょう。
クリック率(CTR)も高い傾向に
あると書いてあります。
紹介事例
1.セブン‐イレブン
2.Oisix
3.ハーゲンダッツ
4.JTB
5. サントリー
6.表参道ヒルズ
ほとんどのものが、ハッシュタグで
投稿を促し、UGCを集める方法です。
集めたUGCを、自社サイトないし、
自社のInstagramアカウントで
UGCを紹介する例でした。
セブン‐イレブンのように、
アンバサダーの募集とし、
役割とインセンティブを明確にする例が、
今までにない例かもしれません。
いかがでしたでしょうか?
大手企業にとっては、
広告宣伝の新たな手法の1つでしょうが、
ネームバリューがない
中小企業の商品やサービスだと、
ハッシュタグで投稿を集めるのも
容易でないことも想像できます。
「まとめのまとめ」ができましたので、
私も、もう少し深読みしたいと思います。
大手企業だけが享受できる
マーティング手法ではない
と思いますので。